武田玲奈、都市伝説・鮫島事件の映画化作品は「本当に怖い。新しいタイプのホラー」

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武田玲奈、都市伝説・鮫島事件の映画化作品は「本当に怖い。新しいタイプのホラー」

平成ネット史上最大の闇と言われる都市伝説“鮫島事件”を原案にしたオリジナルホラー『真・鮫島事件』の初日舞台挨拶が池袋シネマ・ロサで開催され、武田玲奈、鶴見萌、主題歌を担当した清水理子(虹のコンキスタドール)、永江二朗監督が登壇。武田が「新しいタイプのホラー。本当に怖くて、目を何度も逸らしたくなった」と素直な胸の内を明かしつつ、映画をアピールした。

『真・鮫島事件』の初日舞台挨拶が開催された
『真・鮫島事件』の初日舞台挨拶が開催された

高校時代の同級生とリモートで部活会を開いたヒロインが、仲間の一人の変死を機に“鮫島事件の呪い”に巻き込まれていく姿を描く本作。「目を逸らしたくなった」という武田だが、「目を逸らさずに、じっくりとこの恐怖を一緒に味わっていただけたら」と観客に語りかけていた。

リモート画面を中心に物語が展開することから、撮影もリモート中心で敢行。共演者となった武田と鶴見も画面上でしか顔を合わせておらず、実際に会うのはこの日が初めてだという。永江監督は「コロナ禍のなかのリモート撮影。武田さんには一人で戦い抜いてもらった。過酷な撮影だったと思う」と武田の奮闘に感謝。

「ホラーがそこまで得意ではない方だった」という武田は、「完成作を観て、音が怖すぎてびっくりした。いろいろな方向から、いろいろな音が聴こえてくる」と臨場感におどろいたそう。「観ている方たちも一緒に部屋にいて、“リモート恐怖体験”をしているような感覚になれると思う。音にも注目してください」と語っていた。

「事件の内容を知ると消される」ため、真相は誰も知らないと言われている都市伝説を原案にしているが、“鮫島事件”というワードについて、武田は「この映画をきっかけに知った」という。鶴見は「『おっと、誰か来たようだ』という用語は、よくSNSで見るので知っていた。その発祥については、初めて知りました。検索すると怖いので、まだ自分ではネットで調べられていません」と告白。

清水も「“検索したらいけない”、“知ったらアウト”という(ことに触れる)のは、人生で避けてきたこと。詳しくは知りませんでした」と未知なる恐怖だったようだが、清水は「霊感はある?」との質問に、「霊が見えるわけではないんですが、感じやすい方。アイドル活動でイベントをやる時など、“ここの会場に行くと絶対に熱が出る”みたいなところがある。霊感があるのかもしれないけれど、ないと信じたい」と答え、会場をおどろかせていた。

取材・文/成田 おり枝

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