「スター・ウォーズ」世界がさらに拡大!2021年以降公開される新作をまとめ

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「スター・ウォーズ」世界がさらに拡大!2021年以降公開される新作をまとめ

先日、ウォルト・ディズニー・カンパニーの投資家向け説明会(インベスター・デイ)にルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが登場。ディズニーの公式動画配信サービス「ディズニープラス」で今後配信される「スター・ウォーズ」の関連シリーズのラインナップが一挙に発表された。

さらなる拡大をつづける「スター・ウォーズ」シリーズから目が離せない!
さらなる拡大をつづける「スター・ウォーズ」シリーズから目が離せない!「マンダロリアン」シーズン2 ディズニープラスにて独占配信中 [c]2020 Lucasfilm Ltd.

現在ディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」では、『エピソード6/ジェダイの帰還』(83)の5年後の世界を舞台に孤高の賞金稼ぎのマンダロリアンとフォースの力を秘めた孤児の“ザ・チャイルド”の危険な冒険が展開。シリーズの第1作『エピソード4/新たなる希望』(77)から守られてきたスピリットを受け継いだ作品として大絶賛を獲得している。
そしてこのたび、「マンダロリアン」を皮切りにさらなる拡大をつづける「スター・ウォーズ」シリーズに、実写はもちろんアニメーション、人気キャラクターのスピンオフシリーズなど複数の注目タイトルが一挙に加わることに。

オビ=ワン・ケノービ主役のオリジナルシリーズにも注目
オビ=ワン・ケノービ主役のオリジナルシリーズにも注目

まずはユアン・マクレガーが再演するオビ=ワン・ケノービを主人公にしたオリジナルシリーズ「Star Wars:Obi-Wan Kenobi」。『エピソード3/シスの復讐』(05)から10年後の世界を舞台にした同作では、オビ=ワンの弟子であり、後にダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカー役を演じていたヘイデン・クリステンセンが再登場することが明らかに。2021年春に撮影が開始されるとのことだ。

ディエゴ・ルナ演じるキャシアン・アンドーを主人公にしたドラマシリーズ「Star Wars : Andor」
ディエゴ・ルナ演じるキャシアン・アンドーを主人公にしたドラマシリーズ「Star Wars : Andor」

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)に登場したキャシアン・アンドーを主人公にしたドラマシリーズ「Star Wars : Andor」や、「マンダロリアン」のシーズン2第5話で実写として初登場を果たしたアソーカ・タノを主人公にした「Star Wars : Ahsoka」の製作も決定。どちらもキャシアン役のディエゴ・ルナ、アソーカ役のロザリオ・ドーソンの続投が明らかに。
またシリーズではお馴染みのハン・ソロの悪友ランド・カルリジアンを主人公にしたオリジナルシリーズ「Lando」の製作も発表。こちらは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(19)で再登場を果たしたビリー・ディー・ウィリアムズが演じるのか、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)で若き日を演じたドナルド・グローヴァーが演じるのかはまだ明らかにされていない。

【写真を見る】日本のアニメクリエイターが手掛ける日本発の「SW」や、人気キャラクターのスピンオフシリーズも!
【写真を見る】日本のアニメクリエイターが手掛ける日本発の「SW」や、人気キャラクターのスピンオフシリーズも!

さらに日本のアニメクリエイターたちが手掛けるオリジナル短編アニメーションシリーズ「スター・ウォーズ:ビジョンズ」、「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」に登場したクローン兵士たちのエリート分隊を描くアニメシリーズ「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」、「マンダロリアン」から派生したオリジナル・シリーズ「Star Wars: Rangers of the New Republic」、ザ・ハイ・リパブリック時代末期を舞台に描かれるミステリー・シリーズ「The Acolyte」。そしてR2-D2とC-3POが新たなヒーローの物語を案内する映画作品『A Droid Story』もディズニープラスで配信が決定。

ほかにも劇場公開用の新作映画として、「ワンダーウーマン」シリーズのパティ・ジェンキンス監督がメガホンをとる『Rogue Squadron』が2023年クリスマスに、「マンダロリアン」でドロイドIG-11の声を務めるタイカ・ワイティティがメガホンをとる新作映画も2025年公開に向けて企画進行中であることが正式にアナウンス。

シリーズ誕生から43年を経て、さらなる拡大をつづける「スター・ウォーズ」からますます目が離せなくなりそうだ!

文/久保田 和馬

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