10分でわかる「スター・ウォーズ」総復習！“スカイウォーカー家”40年の歴史を辿る

昨年末に公開され、国内興行収入73億円という大ヒットを記録した『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(19)。アナキンからルーク、そしてレイやカイロ・レンへと引き継がれてきたスカイウォーカー家の壮大なサーガの完結が描かれた本作のMovieNEXが、いよいよ4月29日(水・祝)に発売される。また、同時にシリーズの全9作品をかつてない豪華仕様でボックス化した『スター・ウォーズ　スカイウォーカー・サーガ 4K UHD コンプリートBOX』が発売されることを記念して、待ち切れないファンはもちろん、まだ「スター・ウォーズ」を観たことがない人でもこのフィナーレに参加できるよう、スカイウォーカー家の歴史を10分で振り返ってみたい！

孤児の少年がジェダイになるため宇宙へ飛びだす！

砂漠の惑星タトゥイーンで母親と暮らす奴隷の少年アナキン。そんな彼のもとに、通商連合のドロイド軍から逃げてきたジェダイ・マスターのクワイ＝ガン・ジン、彼の弟子であるオビ＝ワン・ケノービ、惑星ナブーのアミダラ女王たちが訪れる。アナキンはクワイ＝ガンによりフォースの才能を見いだされ、ジェダイの訓練を受けるため故郷から旅立つことに。しかし、ドロイド軍との戦いでクワイ＝ガンはシスの暗黒卿の戦士ダース・モールに敗れ、帰らぬ人になってしまう。失意のアナキンに対し、モールを倒しマスターとなったオビ＝ワンが、彼をジェダイにすると約束するのだった。

ジェダイの禁忌を犯し、アナキンがパドメと結ばれる

ナブーでの戦いから約10年後、アナキンはオビ＝ワンのもとで訓練に励んでいた。そんな時、共和国の元老院議員となったパドメ・アミダラの暗殺未遂事件が発生し、アナキンたちが彼女のボディガードとして派遣される。アナキンはパドメと穏やかな日々を過ごし、やがてふたりは愛し合うように。しかし、ジェダイの掟では恋愛はご法度だった。その後、母が苦しむ悪夢を見たアナキンは、パドメらと故郷タトゥイーンへ戻る。そこで、母が盗賊タスケン・レイダーに拉致されたことを知り、救出に向かうもすでに手遅れで、アナキンは憎悪のままにタスケンを皆殺しにしてしまう。

パドメのために仲間を裏切り、アナキンが暗黒面へ…

銀河ではジェダイ率いる共和国のクローン軍と反対勢力との激しい戦争が続いていた。幾多の戦いを乗り越えジェダイ・ナイトとなったアナキンは、パドメと密かに結婚しており、彼女のお腹には新たな命が宿る。しかし、アナキンは彼女が出産で命を落とす悪夢にうなされるようになり、元老院最高議長のパルパティーン(実はシスの暗黒卿ダース・シディアス)から、パドメを救えるのは暗黒面だけだと告げられる。

愛する人を守るため、アナキンは暗黒面に堕ち、新たに“ダース・ベイダー”という名を与えられる。クローン兵と共にジェダイを虐殺する彼の前に、オビ＝ワンが登場。激しい戦闘の末、アナキンは両足と左腕を失い全身に大火傷を負って瀕死状態に。シディアスによって救われた彼は全身サイボーグの体を手に入れる。一方のパドメは、ルークとレイアと名づけた双子を出産するもまもなく息を引き取り、子どもたちもそれぞれの里親に預けられることとなった。