沢口靖子主演の長寿ドラマ「科捜研の女」が初の映画化!21年公開
沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日の人気ドラマ「科捜研の女」の初となる映画化が決定。『科捜研の女 -劇場版-』のタイトルで、2021年に劇場公開されることがわかった。
「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所の法医研究員である榊マリコを中心とする、一癖も二癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の解明に挑む科学ミステリードラマ。“最新の科学捜査”と“濃密に絡み合う人間ドラマ”の融合が人々を虜にし、刑事ドラマというジャンルのなかでも確固たる地位を築いてきた。飽くなきチャレンジにより時代にあわせた進化をつづけ、1999年の放送開始から21年目を迎えた今年、ついにスクリーンに登場することが決まった。
主人公の榊マリコを長きにわたって演じてきた沢口は、「長年のファンの方にはもちろんのこと、一度もご覧になったことのない方にもぜひ、劇場に観にきていただきたい20年間の集大成として取り組んだ自信作です」と、意気込みをコメント。マリコとバディを組む京都府警の刑事・土門薫役の内藤剛志は、「僕ら自身も楽しみにしています。いままでにないストーリーが展開されるので脚本を読んでワクワクしました。皆さんが必ず驚く仕かけがあります」と、興奮した様子で語った。
映画の全容はまだ明かされていないが、シリーズ史上“最難関の事件”にマリコが挑むとのこと。ゼネラルプロデューサーの関拓也も「榊マリコの前に、現代最新科学では絶対に解けないトリックを操る、シリーズ史上“最強の敵”が立ちはだかります」と証言しており、「全20シーズン、全254話に及ぶエピソードが伏線となった衝撃の展開もファン必見です」とアピールした。脚本は、シリーズのメインライターの一人であり、「名探偵コナン」の劇場版作品も数多く手がける櫻井武晴が担当。刑事ドラマの第一線で活躍する兼崎涼介が監督を、『リング』(98)、『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(95)などの川井憲次が音楽を手がける。
老若男女を問わず愛され、誰しもが一度は聞いたことがあるほどのコンテンツとなった本シリーズの集大成を、スクリーンで見届けたい。