アカデミー賞有力作が揃いぶみ!批評家が選ぶ、2020年のNetflixオリジナル映画の“フレッシュ”は?
2018年にはアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』、2019年にはマーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』と、毎年アカデミー賞はもちろん映画ファンの心を動かす意欲的な作品が次々と全世界同じタイミングで配信されてきたNetflixオリジナル映画。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で他の劇場公開作品が相次いで公開延期された2020年も様々な話題作を送りだしただけに、これまで以上にNetflix映画へ視線が注がれた年になったのではないだろうか。
そこで本稿では、2020年に配信されたNetflixオリジナル映画のなかから映画批評を集積・集計するサイト「ロッテン・トマト」で批評家の評価が特に高い10作品を紹介していきたい。
「ロッテン・トマト」とは、全米をはじめとした批評家のレビューをもとに、映画や海外ドラマ、テレビ番組などの評価を集積したサイト。批評家の作品レビューに込められた賛否を独自の方法で集計し、それを数値化(%)したスコアは、サイト名にもなっている“トマト”で表される。
好意的な批評が多い作品は「フレッシュ(新鮮)」なトマトに、逆に否定的な批評が多い作品は「ロッテン(腐った)」トマトとなり、ひと目で作品の評価を確認することができる。中立的な立場で運営されていることから、一般の映画ファンはもちろん業界関係者からも支持を集めており、近年では日本でも多くの映画宣伝に利用されている。
それでは、2020年のNetflixオリジナル映画のフレッシュ作品10傑を挙げてみよう。
100%フレッシュ『獣の棲む家』
99%フレッシュ『マ・レイニーのブラックボトム』
98%フレッシュ『40歳の解釈:ラダの場合』
97%フレッシュ『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』
94%フレッシュ『これからの人生』
92%フレッシュ『ザ・ファイブ・ブラッズ』
92%フレッシュ『ジングル・ジャングル〜魔法のクリスマスギフト〜』
91%フレッシュ『ウィロビー家の子どもたち』
91%フレッシュ『エノーラ・ホームズの事件簿』
90%フレッシュ『シカゴ7裁判』
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