スタジオジブリ初の3DCGアニメ『アーヤと魔女』劇場公開決定
スタジオジブリの最新作で宮崎駿が企画、宮崎吾朗が監督をそれぞれ務めた『アーヤと魔女』が4月29日(木・祝)に公開されることが決定。このたび、同作の予告映像とポスタービジュアルがあわせて解禁された。
『ハウルの動く城』(04)の原作者で”ファンタジーの女王”とも称されるイギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズによる同名小説を、スタジオジブリ初のフル3DCGアニメーションで映像化した本作。魔法を教えてもらうことを条件にベラ・ヤーガの助手として働き始めるアーヤだったが、日々こき使われるばかりで魔法は教えてもらえない。そんな状況に不安を爆発させたアーヤは、魔法の秘密を知る黒猫トーマスの力を借りながら反撃を開始するというエネルギッシュな物語となっている。
アーヤの声優にはオーディションで選ばれた、『貞子3D2』(13)などの平澤宏々路が抜擢。また、アーヤを引き取った魔女ベラ・ヤーガを寺島しのぶ、同居人の怪しい男マンドレークを豊川悦司、使い魔の黒猫トーマスを濱田岳がそれぞれ演じている。また、挿入曲にはインドネシアの国民的スターであるシェリナ・ムナフをボーカルに据え、ギターをGLIMSPANKYの亀本寛貴、ベースをMrs.GREENAPPLEの高野清宗、ドラムにシシド・カフカ、キーボードに武部聡志という、本作のためのスペシャルユニットが担当し、映画の世界を彩っている。
予告映像では、表情豊かなアーヤの様子が映しだされており、波乱万丈の展開を予想させる。あわせて解禁となったポスタービジュアルには、「私のどこが、ダメですか?」というキャッチコピーとともにしたたかなアーヤと、後ろで見守るトーマスの姿が写されている。
2020年のカンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出されたほか、12月30日にはNHK総合テレビでも放送された『アーヤと魔女』。アーヤのたくましくひたむきな姿を、ぜひ大きなスクリーンでも見届けてほしい。