ディズニー・アニメ5年ぶり新作劇場用短編『あの頃をもう一度』!『ラーヤと龍の王国』と同時上映
3月5日(金)より劇場とディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」のプレミア アクセスにて公開されるディズニー・アニメーション最新作『ラーヤと龍の王国』。同作の同時上映として、新作短編映画『あの頃をもう一度』が同日より劇場公開されることが決定。あわせてビジュアルが解禁された。
本作は、音楽やダンスで賑わう活気ある都会の街を舞台とする感動のダンス・ファンタジー。ダンスが好きな年配の男性と心はまだまだ若いが年老いた彼の妻は、ある夜に不思議な雨に導かれ、ダンスをする喜びを再び思い出す。
ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の劇場用短編映画としては『モアナと伝説の海』(16)と同時上映された『インナー・ワーキング』以来、5年ぶり。ディズニープラスでの配信開始は6月からとなる。解禁されたビジュアルには、雨に濡れる街を背景に楽しそうに踊る若いカップルの姿と、反転して濡れた路面に映り込む笑顔の老夫婦の姿が幻想的に描かれ、どんな素敵な物語が展開するのか期待が高まる。
監督は『ベイマックス』(14)でヘッド・オブ・アニメーションを務めたザック・パリッシュ。BTSの振り付けでも知られる夫婦ダンサーのケオネ&マリ・マドリッドがダンスパフォーマンスを務める。パリッシュ監督は「ケオネとマリの二人と一緒に作ることが、この映画を機能させるためのカギでした」と語ると同時に、「事物が変化し年老いてゆく中で、人はどんな風に今までとは違う目で世界を見るようになるのだろうか、と私は考えはじめたのです」と本作が誕生したきっかけを明かす。
また、製作のブラッド・シモンセンは「この映画には、生きる勇気を与えてくれる時代を超越したメッセージがあります」とコメントしている。
“人生の喜びや輝きは、どんなに年を重ねても決して色褪せることがない”とダンスや音楽で教えてくれる本作。信じあう心の大切さを痛感させられる『ラーヤと龍の王国』とともに、劇場で堪能したい。
文/足立美由紀