ジョージ王子らの筆跡と絵を分析!「穴の空いた木」の意味とは
3月14日は英国の母の日。ケンジントン宮殿の公式Instagramでは、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が、毎年ウィリアム王子の母である故ダイアナ妃に捧げるという絵とメッセージが公開され、母の日を祝った。
一般人から見ても、それぞれが書いた文字と絵、内容にかなり強烈なキャラ立ちが見られることから話題を呼んだが、筆跡学の専門家が「Daily Mail」などで実際の性格を分析している。
分析によると、シャーロット王女の小さい文字は成熟度を、縦に長い筆跡はスタンダードを好む性格を示しているが、恥じらいやためらいも見られるのだとか。また人との関わりの大切さも認識しており、カラフルなハート型の絵や父ウィリアム王子を思いやる文面からは、繊細で、幼いながらも人への思いやりの気持ちや人と共鳴できる愛すべき心の持ち主であることが読み取れるという。
一方で、ジョージ王子の若干右に傾き文字間が近い筆跡と絵から、「相対的に、バランス感覚が優れた、地に足のついた現実主義の聡明な少年」と分析。またシャーロット王女と同様、いかに故ダイアナ妃を想っているかもわかる文章だが、ジョージ王子はナチュラルな順応性があり、友人らとも上手に付き合える性格。どんなに大人ぶってクールにふるまっても、家族への愛が止められず表に出てしまうタイプでもあるという。
絵のなかで木を描いているが、巨木は優しさや成熟度、木から飛び立つ鳥は、ジョージ王子のいきいきとした夢の暗示、大いなるイマジネーション力などを物語っているそうだ。また木の幹が太いのは確固たる自己への満足度を示し、紙面のかなり右側に木を描いていることは、父ウィリアム王子やチャールズ皇太子との素晴らしい関係を物語っている一方で、木の幹に穴、しかも黒い穴を描いていることについて、「ジョージ王子は、何か悪いことが起きるのではないかと感じていて、どれだけ不安に感じることがあるかの表れ」なのだとか。
未来の国王となるだけでも不安は尽きないだろうが、フィリップ王配の入院、そしてヘンリー王子夫妻の米国移住やテレビ番組での英王室批判などで、英王室全体、そして両親もピリピリムードなはず。ぱっと見は明るく見える素晴らしい絵に秘められたジョージ王子の苦悩には、同情の声とともに、ヘンリー王子夫妻の影響を指摘する声も。
分析から、ジョージ王子とシャーロット王女がタッグを組めば最強だが、ルイ王子の性格についてはまだ文字の習得中なのもあり、未知の世界だそう。今後の成長が楽しみだ。
文/JUNKO