仲代達矢、西田敏行らが絶賛!アカデミー賞6部門ノミネート『ファーザー』著名人コメントが到着
第93回アカデミー賞の作品賞、主演男優賞など6部門でノミネートをはたした『ファーザー』(5月14日公開)。このたび、本作の日本版本予告映像が解禁され、数々の著名人からの絶賛コメントが寄せられた。
世界30ヵ国以上で上演された傑作舞台の映画化となる本作は、誰にでも訪れる人生の終わりと親子の絆を見つめた感動のヒューマン・ドラマで、原作者のフロリアン・ゼレールが監督を務めている。自身と同名で生年月日も同じ主人公の父親を83歳の名優アンソニー・ホプキンスが演じ、アカデミー賞主演男優賞の史上最高齢ノミネートをはたした。主人公の娘役を演じるオリヴィア・コールマンは『女王陛下のお気に入り』(18)でアカデミー賞主演女優賞を獲得したのに続き、今回は助演女優賞の候補に。そのほか、作品賞、脚色賞、編集賞、美術賞を加えた計6部門でノミネートされた本作は賞レースでも注目の1本となった。
解禁された本予告は、自身の誕生日(1937年12月31日は演じるホプキンスと同生年月日)を告げる一見、気丈な老紳士アンソニーが「私は誰なんだ?」と驚きの言葉を発する衝撃シーンから始まる。そして、徐々に現実と幻想の境が曖昧になっていく父と、父の変化に戸惑い悩む娘アンの様子が映し出されるなど、ホプキンスとコールマンによる見ごたえのある演技を期待させる仕上がりになっている。
また、数々の著名人から本作に対する絶賛コメントも到着。日本が世界に誇る名優・仲代達矢、ドラマ「俺の家の話」で認知症が進行していく父を演じた西田敏行、本作の舞台版で娘役を演じた若村麻由美らの俳優陣や脳科学・解剖学の権威である東京大学の養老孟司名誉教授、脳科学者の茂木健一郎、小説家の赤川次郎といった面々がホプキンスの演技などについて語っている。
西田が「もはや神の領域」と絶賛する、人生の終わりを迎えようとしている主人公の姿を体現したホプキンスの名演を劇場でぜひ見届けてほしい。