堤真一が声優初挑戦!竹内涼真、杏も参戦のアニメ『鹿の王 ユナと約束の旅』の公開日が決定
2015年度本屋大賞、日本医療小説大賞をW受賞、シリーズ累計220万部突破の上橋菜穂子のベストセラー巨編「鹿の王」。映像化不可能と言われた圧倒的スケールの物語が『鹿の王 ユナと約束の旅』のタイトルでアニメ映画化され、新たな公開日が9月10日(金)に決定した。あわせて、ボイスキャスト、特報映像、ティザービジュアルも解禁となった。
物語の舞台は、強大な帝国が支配する世界。世界を侵食する謎の病から生き延び、過酷な運命に立ち向かいながら旅を続ける血の繋がらない“父と娘”、その病から多くの命を救おうと奔走する“天才医師”、故郷のために帝国に従い戦う“謎の女”が、運命的な出会いをはたす。壮大な世界観の中に、緻密な医療サスペンスと感動のストーリーが組み込まれた、唯一無二の冒険大作だ。
制作スタジオはハイクオリティな映像作品を世に送り出し続けるProduction I.G。『もののけ姫』(97)、『千と千尋の神隠し』(01)、『君の名は。』(16)という、邦画の歴代興収ランキング上位5作品のうち3作品の作画監督をになったトップアニメーターの安藤雅司が本作で初監督に挑み、キャラクターデザインと作画監督も務める。
壮大な物語に命を吹き込むボイスキャストも発表され、コメントも到着した。主人公である生き残った孤独な戦士ヴァン役で声優初挑戦となる堤真一は「慣れないことばかりで本当に難しかったです」とアフレコを振り返っている。もう一人の主人公、謎の病の治療法を探す天才医師ホッサルを演じる竹内涼真もアニメの声優は初。竹内は「ホッサルは気持ちに一本筋が通っているので、なにをしてなにを救いたいのか、その気持ちに感情移入しやすかったです」とキャラクターの魅力に触れている。
ヴァンを追う謎の女戦士サエ役の杏は「いまの世情とも通じる部分が多いなか、ファンタジーの世界を通して、私たちへのメッセージが込められているような気がします」と見どころを語っている。
アニメ界最高峰のスタッフ、豪華俳優陣によるボイスキャストが集結し、心を揺さぶる比類なき感動ファンタジーの誕生を予感させる本作。運命に抗い、信念に生きた者たちの壮大な愛の物語を見届けよう。