柴咲コウがディズニーの悪名高きヴィラン“クルエラ”の日本版声優は決定!パンクな特別映像も注目
『ラ・ラ・ランド』(17)のエマ・ストーンが主演を務めるディズニー映画『クルエラ』が、5月28日(金)より映画館とディズニープラスのプレミアアクセスにて同時公開される。このたび、クルエラの日本版声優を柴咲コウが務めることが発表され、あわせて柴咲の声が入った日本版の特別映像も公開された。
ディズニーの名作アニメーション『101匹わんちゃん』(62)の悪名高きヴィラン“クルエラ”の誕生秘話を実写映画化した本作。パンクムーブメント吹き荒れる1970年代のロンドンを舞台に、ファッション・デザイナーを夢見る少女のエステラが、伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスと出会ったことによって次第に狂気に満ち溢れた“クルエラ”へと変貌していく姿が描かれる。
今回、US本社の審査を見事クリアし、“クルエラ”の声優を務めることになった柴咲。実写映画の声優は初挑戦となり、アフレコについては「様々なことが積み重なってクルエラへと変貌していったということを表現しなければいけなかったので、そこの細かいニュアンスを出すことにかなり苦労しました」と吐露。演じることの難しさを感じたようで「一度全部撮ったのですが、その後チェックしてまた何度も撮り直させてもらいました」とも語っており、あわせて解禁された特別映像ではその狂気に満ちたクルエラを見事に表現している。
“クルエラ様”と呼ばれるほどディズニーファンの間でも高い人気を誇るクルエラだが、柴咲も「悪役なのにずっと親しまれていて、すごく象徴的なキャラクターだと思う。今までスポットの当たっていないバックグラウンドが今回は描かれているので、そのカッコ良さや反発心や反骨精神みたいなもの表現したいと思いしました」とその魅力を語り、また自身を重ね合わせ「20年以上前の自分を掘り起こすような感覚がありました。何も知らないところで生きていかなきゃいけない、生き残っていかなきゃいけないというハングリー精神というのに共感する部分がありました」とも。
アフレコを終え「“自分自身を信じてやっていくんだ”という強さを持つことが大切だと感じました」とクルエラから本当の意味での“強さ”に気付かされたとも語っている。
ディズニー史上最もファッショナブルなヴィラン“クルエラ”に迫る、新しいパンクロック・エンターテイメント。柴咲がこだわり抜いた日本版にも期待が高まる!
文/富塚沙羅