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どん底から這い上がろうとする女性を描く…品川ヒロシ監督最新作はコロナ禍の“いま”こそ心に刺さる!

コラム

どん底から這い上がろうとする女性を描く…品川ヒロシ監督最新作はコロナ禍の“いま”こそ心に刺さる!

<キャストコメント>

●EMILY (HONEBONE)

「どん底から這い上がろうとする人たちがそこにいました。なにか大きなことを成し遂げられなくても、一歩ずつ、歩もうとする気持ちをいつも心に置いておいていたい。時には立ち止まってもいいから、一歩ずつ歩きたいと思った。

いま、みんながまるでどん底にいるような空気です。私たちも2年待ちました。どんな場所でも、どんな状態でも望めばきっといつだって“リスタート”はできます。私の、あなたの、リスタートになればいいな!」

●SWAY

「撮影からかなり時間が空いて、初めて観させてもらいました!すごく恥ずかしい気持ちで観始めて、気づけばどっぷり物語に入り込んでました。この作品を観て、それぞれの“リスタート”になにかを感じて、皆さんのリスタートへのきっかけになってくれたらうれしいです」

●黒沢あすか 

「吐きだしきれない未央の心情を歌声にのせ、昇華させていく姿は圧巻でした。気取らない仲間、家族との絆、大自然の中で透明度を上げていく心。感動しました。

私の“リスタート”は39才。長年演じ続けてきたエキセントリックな女性のイメージを払拭するにはどうしたらいいか思案していた時『冷たい熱帯魚』への出演が決まりました。“愛子”を集大成と位置づけ、それからは人間味ある役柄と向き合う機会を増やす努力を重ねていきました」

●中野英雄 

「品川監督の作品は2作目です。爽やかな作品に呼んで頂き、うれしかったです。撮影スタッフも出演者も下川町も、作品に対する情熱が凄かったです。若いころに青春ドラマに出ていた私は、父親役としての“リスタート”でした。

EMILYの頑張りはすばらしく、悩み苦しむ主人公を見事に演じていました。SWAYの安定感や個性的な共演者や、大自然の力も味方に付けた力作でした!良かったです」

取材・文/落合由希


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