岡田将生、芳根京子に近未来のプロポーズ!?『Arc アーク』本予告映像&ポスタービジュアル到着
『蜜蜂と遠雷』(19)の石川慶監督が主演に芳根京子を迎えた新作『Arc アーク』。6月25日(金)より公開される同作の本予告映像と本ポスタービジュアルが到着した。
2011年に発表された短編「紙の動物園」でSF・ファンタジーの権威であるネビュラ賞、ヒューゴー賞、世界幻想文学大賞の三冠受賞を遂げたケン・リュウの短編小説「円弧」を映画化した本作。人類で初めて永遠の命を得た女性の人生を描く壮大なストーリーを映像へと転生させたのは、海外からも熱い注目を浴びる石川慶監督。芳根が主人公のリナに扮するほか、リナが勤めるエターニティ社の責任者エマ役で寺島しのぶ、エマの弟であり天才科学者の天音役で岡田将生、さらに、倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫らが出演する。
本予告映像では、遺体を永久保存する“プラスティネーション”という技術の第一人者であるエマとストップエイジングによる不老不死の技術を完成させた天音との出会いによって、リナが不老不死を手に入れていく様子が切り取られている。さらに、天音がリナの指に指輪をはめながら結婚について言及する場面や、風吹、小林といった名優たちが本作の鍵を握る老夫婦として登場するモノクロの映像も挿入されている。不老不死というSFの王道テーマを描きながらも、自然やレトロな建築物を活かした映像からはどこか懐かしいアナログな世界観が見てとれる。
また、同時に解禁された本ポスタービジュアルでは「私は世界に触れる」というキャッチコピーとともに、リナや天音、エマたちの表情が色彩豊かに切り取られており、本作で描かれる100年以上の月日を思い起こさせる壮大なビジュアルから、ますます物語の展開へ想像が膨らんでいく。
はたして永遠の命を得たリナはどのような決断をくだすのか?ぜひ劇場でその結末を目撃したい。
文/鈴木レイヤ