出演決定に「かなりたぎりました」！大ファンの藤井流星とmiletが明かした、「賭ケグルイ」シリーズの“沼落ちポイント”

いよいよ公開が間近に迫った『映画 賭ケグルイ 絶対絶命ロシアンルーレット』(6月1日公開)。ギャンブルの強さこそが絶対的な価値となる名門高校、百花王学園を舞台に、最狂のギャンブラー、蛇喰夢子の新たな戦いが展開する。原作コミックからドラマ化に映画化と、メディア展開が広がるほどに人気を高める「賭ケグルイ」。各界から「実はファン」という声が聞かれるなか、最新作で初登場となった、ジャニーズWESTの藤井流星、主題歌「checkmate｣を担当したmiletも実はドラマシリーズからの大ファン。"沼落ち”する人続出の「賭ケグルイ」の魅力とはなんなのか？その答えを藤井、miletの2人に聞いた。

――ずばり、「賭けグルイ」の魅力とはなんだと思いますか？また、ハマったきっかけを教えて下さい。

藤井「主役級のキャラが勢ぞろいで、全員のキャラクターの濃さが魅力です。俳優同士の演技合戦、凄い表情、セリフ、すべてがオリジナリティあふれていておもしろいです。テレビドラマを見たのですが、そこからどっぷりハマりました。綺麗な女優さんたちがすごい表情で芝居しているのが、おもしろくてしょうがなかったです」

milet「狂っていれば狂っているほどおもしろいという常識から逸脱したこの『賭ケグルイ』の世界観にあると思います。またイカサマや心理戦によって最後まで勝負の行方がわからない、独特な恐怖の入り混じった緊張感も、この作品にどんどん惹かれていく理由の1つだと感じます。数年前、夜中にテレビをつけていて、とても可愛い女の子達が出ている学園もののアニメがやっていたので何気なく観ていたら、その可愛かった女の子たちが恐ろしいくらい豹変してギャンブルに狂っていって。その世界観のなかで『怖い』と『おもしろい』を往来する不思議な感覚に、気づいたら深くハマっていました」

――藤井さんは今回、知略に長け、学園を制圧した最強の敵、真玄を演じられました。大好きな「賭けグルイ」で演じられたことで、たぎった点は？

藤井「夢子＆会長との三つ巴バトルのシーンが印象的です。元々ファンで見ていたのでそのなかのツートップの最強キャラと肩を並べるという時点で、個人的にはかなりたぎりました」

――主題歌をご担当されたmiletさんは、歌う際にもっともたぎった点は？

milet「いっそこの作品のように狂ってしまえと思いながら、酸欠になりかけながら歌ったことです。『checkmate』はクールでアグレッシブに聴こえる楽曲ですが、歌っている最中は最高に楽しく、華麗にクレイジーになることができたと思います。狂うほどに楽しくなっていく蛇喰夢子の気持ちが少しわかった気がします」

――おふたりの一番好きなキャラクターと、その理由を教えて下さい。

藤井「1人選ぶのは難しいですが、やはり夢子です。激しいキャラクターたちのなか、夢子だけは静のキャラクターで言葉は少ないながらも、ものすごい力を発揮する。普段の浜辺美波さんとはまったく違う、夢子を演じているシーンの怖さ、ものすごく魅力的です」

milet「蛇喰夢子と生志摩妄が1位タイで好きです。妄に関しては、私もあそこまで狂えたらな、という憧れでもあります。夢子は普段の姿とギャンブル中の姿のギャップがたまらないですよね。そして敢えてリスクを冒しにいくギャンブルに貪欲な彼女の姿勢には惚れざるを得ないです」

勝てば英雄、負ければ家畜、そんな過激な設定のなかで繰り広げられる狂った命懸けの勝負も魅力の本作。不敵なヴィランに扮した藤井流星の怪演や、miletの歌声も新たな魅力となりそうだ。

取材・文/編集部