ハリウッド王道×ジャンプテイスト!『モータルコンバット』を映画館で体感すべき“3つの理由”|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ハリウッド王道×ジャンプテイスト!『モータルコンバット』を映画館で体感すべき“3つの理由”

コラム

ハリウッド王道×ジャンプテイスト!『モータルコンバット』を映画館で体感すべき“3つの理由”

1992年に発売されるや世界的な人気を獲得するも、そのあまりにもハードな描写から日本では発売を禁じられた伝説の格闘ゲームシリーズを、ハリウッドで実写映画化した『モータルコンバット』が6月18日(金)に日本上陸。

本作の主人公は胸にドラゴンの形をしたアザを持ち、自らの生い立ちを知らぬまま金のために戦う日々を送っていた総合格闘技選手のコール。ある日彼は、魔界の皇帝から送り込まれた最強の刺客に命を狙われたことをきっかけに、自分が魔界の敵と戦うために選ばれた戦士であることを知る。そして家族と世界を救うため、出会った仲間たちと共に格闘トーナメント“モータルコンバット”に挑むことになる…。

【写真を見る】残酷描写で発売禁止に…伝説の格闘ゲームを“R指定”で実写映画化
【写真を見る】残酷描写で発売禁止に…伝説の格闘ゲームを“R指定”で実写映画化[c] 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

4月に全米で公開されるや、最強の猛者たちが繰り広げる超絶アクションで話題を呼んだ本作は、コロナ禍以降に公開されたR指定作品でナンバーワンのオープニング成績を記録。日本でもゲームファンはもちろんのこと、日本から参戦する国際派俳優、真田広之と浅野忠信の活躍ぶりが公開前から話題になっている。そこで本稿では、これまでのゲーム原作映画とは別格のクオリティを誇る本作の魅力を紹介していきたい。

まるでジャンプ漫画!「努力・友情・勝利」な王道展開にワクワクが止まらない

主人公コールらの、応援したくなる共感度の高いキャラクターも、まさにジャンプ的だ!
主人公コールらの、応援したくなる共感度の高いキャラクターも、まさにジャンプ的だ![c] 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

劇中に登場する“モータルコンバット”とは、太古から繰り広げられてきた世界の命運を懸けた格闘トーナメント。それに出場するために人間界の猛者たちはもちろん、魔界からも戦士たちが集結。主人公のコールをはじめとした “選ばれし戦士たち”は、その死闘に備えるために、浅野忠信演じるライデンのもとで過酷な訓練に励むことになる。こうした設定だけでも、ジャンプ漫画を代表する人気作「ドラゴンボール」を思い浮かべてしまう人は少なくないだろう。

世代や性別、国境も越えて愛されるジャンプ漫画が持つ「努力・友情・勝利」という永久普遍のテーマは、本作にも確かに通じていると見える。愛する家族が危険に晒されたことをきっかけに、自分の胸に刻まれたドラゴンのマークの謎と、自らに課された宿命を知るための旅に出るコール。過去の栄光にすがって生きてきた彼が戦士として成長していく姿。さらに旅の道中で出会うソニアやジャックス、カノウやリュウ・カンといった仲間となる人間界の戦士たちと育んでいく絆。彼らがそれぞれ抱えるバックグラウンドや、ライデンとの師弟関係などの王道を行く要素の数々がどことない懐かしさと共に、アツく心に響く。


出会った仲間たちと修行を積み、武道会へ!
出会った仲間たちと修行を積み、武道会へ![c] 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

また、魔界からの刺客であるサブ・ゼロの氷を操る能力や、火を自由に操るリュウ・カンの“奥義”。そしてサブ・ゼロに復讐を果たすためにスコーピオンとして蘇るハンゾウなど、「ドラゴンボール」や「幽☆遊☆白書」など黄金期のジャンプ漫画に熱中した世代に刺さる設定や描写も満載。アクション一つ取っても、生々しい肉弾戦から残酷かつ強烈な“フェイタリティ(トドメ)”描写、コミック的でファンタジー性の強いバトルまで多岐にわたる贅沢さは、原作ゲームを知らなくても存分に楽しめる!


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