第3の「恐怖の村」は北陸に実在した…Koki,主演作『牛首村』製作決定&意味深ビジュアルに戦慄

「呪怨」(03)シリーズなど数々のホラー映画を手掛けてきた清水崇が監督を務める「恐怖の村」シリーズ第3弾のタイトルが『牛首村』に決定。あわせて国内外で活躍するモデルのKoki,が主演を務めることが明らかとなった。

コロナ禍に見舞われた時期の公開ながらロングランヒットを記録した第1弾『犬鳴村』(20)、今年公開され話題を集めた前作『樹海村』(21)に続き、清水監督が、今回舞台に選んだのは北陸に実在する心霊スポット。『樹海村』の舞台、富士の樹海では都市伝説やシンボル的な心霊スポットがなく、このことを反省しつつ選ばれたという。

主演のKoki,は本作が女優デビュー作となる。清水監督は彼女について「ミステリアスな存在感と物怖じしない物腰、時折垣間見える負けん気に大きな魅力を感じています」とコメント。また、Koki,は「いただいた役と向きあいながら、清水監督からの言葉をしっかり聞き、一生懸命頑張りたいと思います」とやる気にあふれた思いを語っている。

沈む三輪車は『樹海村』で登場したものなのか？[c]2021 「牛首村」製作委員会

あわせて解禁された3種類のイメージビジュアルには、それぞれ真っ赤な文字で「牛首村」と大きく書かれており、既に禍々しい空気が漂う。お地蔵様が並び、揺れる真っ赤な着物が印象的なビジュアルは１体、地蔵の首がなく恐怖をかき立てる。また、三輪車が沈むビジュアルは、地平線と「牛」の字が重なり「生首村」とも読める仕上がりに。

また、傘を持つ少女が一人佇む姿が切り取られているビジュアルでは、タイトルの”首”の字のフォントがほかのものと異なるなど、3枚それぞれからなんともいえない不気味さが感じられる。

これまで『犬鳴村』『樹海村』と独自の世界観でホラーを描いてきた「恐怖の村」シリーズ。今回の『牛首村』ではどんな恐怖が待ち受けているのか？女優デビューを飾るKoki,の初演技にも期待しながら、続報に注目していきたい。

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