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注目の日本人キャストも登場!「ワイルド・スピード」最新作のグローバル・プレミアにLAが大熱狂

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注目の日本人キャストも登場!「ワイルド・スピード」最新作のグローバル・プレミアにLAが大熱狂

シリーズ累計全世界興収6540億円を突破する「ワイルド・スピード」シリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(8月7日公開)。6月25日(金)に控える全米公開に先駆け、現地時間18日にロサンゼルスでグローバル・プレミアイベントが開催。ヴィン・ディーゼルをはじめとした“ファミリー”が集結を果たした。

新型コロナウイルスの感染拡大によって昨年から幾度となく公開が延期されたことで、シリーズ第1作の公開から20周年のアニバーサリーイヤーに公開されることとなった本作。物語の舞台は前作から5年後。レティと幼い息子ブライアンと3人で静かに暮らしていたドムは、ある日仲間のピンチを知り“ファミリー”と合流。世界を震撼させる陰謀を止めるため、凄腕の殺し屋で一流ドライバーである弟ジェイコブと対決することになる。

【写真を見る】仲睦まじいワイスピファミリーが集結!“ブラックカーペット”の様子を写真たっぷりでお届け
【写真を見る】仲睦まじいワイスピファミリーが集結!“ブラックカーペット”の様子を写真たっぷりでお届け[c] ABImages

雲ひとつない晴天のなか、ロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターで行われた今回のイベントは、ユニバーサル・ピクチャーズにとってコロナ禍以降初のプレミアイベント。マスコミと関係者のみの参加となったものの、会場の入り口付近には“ファミリー”の姿を一目見ようと熱狂的なファンが多数見受けられた。

ブラックカーペットが敷かれた会場に姿を現したのはドム役のディーゼルを筆頭にしたキャスト&監督陣。ローマン役のタイリース・ギブソン、テズ役のクリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ドミニクの妹ミア役のジョーダナ・ブリュースターに、シリーズに電撃復帰を果たしたハン役のサン・カン。さらには前作に登場した宿敵サイファー役のシャーリーズ・セロンに、本作で物語のカギを握るエル役を演じるアンナ・サワイ、そしてシリーズ第6作以来のメガホンをとるジャスティン・リン監督。

シリーズ第1作からドム役を演じてきたヴィン・ディーゼル
シリーズ第1作からドム役を演じてきたヴィン・ディーゼル[c] ABImages

「僕たちは20年一緒に旅をしているが、それはハリウッドでは稀なことだ。世界中の人が長きにわたってこの作品を応援してくれていることを光栄に思う。ベストを尽くし、ファミリーを一つにする価値のある作品を作りたいと思っている」と語ったディーゼルは、「本当にアクションが満載。ユーモアもふんだんに使われているし、今作のテーマは心温まるファミリーで、1年ぶりの劇場での映画鑑賞だ。間違いなく楽しめる作品になると思います」と最新作への強い自信をのぞかせた。

サン・カンはアンナ・サワイについて「才能ある女優で素晴らしい女性だ」と大絶賛
サン・カンはアンナ・サワイについて「才能ある女優で素晴らしい女性だ」と大絶賛[c] ABImages

また、シリーズ初の日本人キャストとして注目を集めているアンナ・サワイは「プレミアのカーペットを歩くことは初めてですし、このキャストとこの映画のプレミアイベントということで、本当にエキサイティングな気持ちです!」とコメント。そして「すべての撮影がとても楽しかったのですが、マシンガンを撃つシーンはCGIや特殊効果なしで行なっていて、それをロケーションでできるというなかなかない経験をしました。もっと今後もチャレンジしたいです」と振り返った。

他のキャスト陣も約1年越しのお披露目に喜びを爆発させるなかで、リン監督は「15年前、まだここまでの地位を築いていない時にヴィンと約束した。シリーズが続いていくなら常に進化しようと」と感慨深げに語ると、早くも自身がメガホンをとることが決まっている10作目と11作目についても言及。「物語の結末については10年くらい前にヴィンとポール・ウォーカーと話をした。当時はただの雑談だったが、私が復帰して、ヴィンが『サーガを終わらせる時が来たな』と。10年を経てその時が来た。ぜひ楽しみにしていてほしい」とファンの期待をあおった。

プレミア上映の会場は超満員に!
プレミア上映の会場は超満員に![c] ABImages

すでに公開されている中国や韓国などの各国では軒並み大ヒットを記録し、海外興収は2億7000万ドルを突破。アーリーレビューでも“ワイスピの究極体”と大絶賛の声が相次いでいる。懐かしい仲間の登場に、新たな仲間の加入。そしてシリーズの目玉であるド派手なカーアクションなど、すべてがスケールアップして描かれる本作。日本上陸が待ちきれない!

文/久保田 和馬

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