仲里依紗の高校時代の写真にしんちゃんが「お美しいぞ」と大興奮!「映画クレヨンしんちゃん」28年ぶりの夏公開スタート
『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』の初日舞台挨拶が7月30日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、ゲスト声優を務めた仲里依紗、フワちゃん、高橋渉監督、しんのすけの声を務める小林由美子が登壇。本作のテーマのひとつである“青春”にちなみ、“青春の1枚”を披露することになると、仲は高校1年生時のストレートロング&制服姿の写真を公開。仲が「さっき息子に『これ誰だと思う?』と聞いたら、『誰?』と言われました。『ママ!?』とすごいびっくりしていた」と明かすなか、しんちゃんは「いやー!お美しいぞー!」と大興奮の様子を見せた。
本作は、「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの第29弾。シリーズ初となる本格風学園ミステリーが展開し、超エリート校、天カス学園に体験入学したしんちゃんとその仲間たちが学園内での怪事件の謎に挑む。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、春の公開予定だったものが延期となっていた本作。夏休み公開となるのは、1作目の『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』(93)以来28年ぶりのことだという。ようやく公開を迎え、高橋監督は「胸がいっぱい」、小林も「この日を無事に迎えられたことが奇跡」と感無量の面持ちを見せ、たくさんのスタッフ、キャスト、ファンに感謝の気持ちを伝えていた。
この日は、仲とフワちゃんが“青春の1枚”を披露。仲の高校生当時の写真に、フワちゃんは「まさか10年後、こんなに派手派手ポップになるとは」と仲の変化に驚き、仲も「本当に!事務所がよく許してくれた。こちらで売りだされていました」と茶目っ気たっぷりにコメント。会場の笑いを誘っていた。
一方のフワちゃんは、先生や友人と集まったにぎやかな高校生の時の写真を公開。フワちゃんは「この先生は“かずお”っていうんだけど。私は“かずお”が大好きで、よくちょっかいをかけていた」と述懐しつつ、「いま私は大御所のみんなにタメ口をきいたりするけれど、私が一番最初に年上の人にタメ口をきいたのは“かずお”。この時に“かずお”がフワちゃんを許したから、こんなになっちゃいました!」と大好きな恩師との交流が、いまの芸風の原点だと語っていた。
仲は「子どものころからずっと、しんちゃんが大好き」だそうで、「映画にゲスト声優として呼んでいただいて、夢がかなった」と感激しきり。「やっと公開。家族で絶対、この夏休み中に観に行きたい。今回、しんちゃんのコーディネートが制服なところも見どころ。しんちゃんファンとしても激レア」と大きな笑顔を見せた。「公開を指折り待っていた」というフワちゃんは、「みんな1席ずつ空けて、かわいいね」と感染対策をした映画館を見渡し、「映画館は安全。映画館で楽しんでもらえたらいいな」とアピールしていた。
取材・文/成田 おり枝