“中の人”はスタローン!?『新スースク』のキュートな人食いザメ、キング・シャークに夢中!
全世界興収7億4000万ドル以上を記録した『スーサイド・スクワッド』(16)を、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が再構築した『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(8月13日公開)。その登場キャラクターのなかでも、早くも話題沸騰となっているのが、インパクト大の“サメ人間”キング・シャーク。このたびMOVIE WALKER PRESSでは、その生態に迫った特別映像を入手した。
日本でも大人気のハーレイ・クインをはじめ、DC作品に登場する悪役たちがやりたい放題の大暴れを繰り広げる本作。全世界を脅かす“怪獣”計画を阻止するため、政府が緊急招集したのは死刑や終身刑を言い渡された極悪受刑者14人。減刑と引き換えに特殊部隊を組むことになった彼らは、首の後ろに爆弾を埋め込まれた状態で成功率0%の危険なミッションに出動することに。
まるでディスカバリー番組のような映像から始まる今回の特別映像には、半分がサメで半分が人間というキング・シャークの、悪党なのにどこか愛らしい魅力が詰め込まれている。ナナウエという別名を持つ彼は、地球上に500種類以上発見されているサメの新種なのだろうか…?
年齢や出身、その生い立ちなどは一切不明で、先祖はサメの神様と言われているキング・シャーク。大好物は人間の肉で、「ナムナム」となんでもおいしそうに食べ、子どものようなピュアな心の持ち主で、友だちができると飛び跳ねて喜ぶのだとか。
このぶっ飛んだキング・シャークの声を担当しているのは、なんと「ロッキー」シリーズや「ランボー」シリーズでお馴染みのレジェンド・アクションスター、シルベスター・スタローン。メガホンをとったガン監督は、スタローンのために悪ノリでこの役を用意したとのことで、「あなたのためにこの役を書きました。デカくてぽっちゃりしていて、人喰いザメなんです」と口説き、その申し出に対しスタローンは「お前のためならなんでもやるよ」と快諾したというエピソードが。
批評集積サイト「ロッテン・トマト」では、すでに作品を観た批評家の96%から好意的評価が寄せられている本作。スタローンも「脳みそを玄関に置いて、ただ楽しんで」と太鼓判を捺す映画体験を、是非とも映画館の大スクリーンで味わってほしい。
文/久保田 和馬