ハリウッド実写版「僕のヒーローアカデミア」の監督に、『キングダム』の佐藤信介が決定!
全世界でコミックスの累計発行部数5000万部を突破する堀越耕平の人気漫画「僕のヒーローアカデミア」。同作のハリウッド実写版の監督として、実写化権を取得しているレジェンダリー・ピクチャーズは『キングダム』(19)やNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」の佐藤信介監督と契約を締結したことを発表した。
2014年7月に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートした「僕のヒーローアカデミア」は、“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久がヒーローになるため仲間たちと共に成長していく物語。テレビアニメシリーズも第5期まで製作されており、アメリカをはじめヨーロッパやアジア各国・地域で放送されている。
佐藤監督は実写版「GANTZ」シリーズで注目を浴び、以後『アイアムアヒーロー』(16)や『デスノート Light up the NEW world』(16)や『いぬやしき』(18)、『BLEACH』(18)と、人気漫画の実写映画化作品を立て続けに発表。2019年には『キングダム』で第43回日本アカデミー賞優秀監督賞に輝くなど、原作漫画の世界観を尊重する作風と、日本映画の枠を超えたアクション描写に定評がある監督の一人。今回の『僕のヒーローアカデミア』は佐藤監督にとって初の全編英語作品になる。
現在、劇場版アニメ最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』(公開中)が日本で大ヒット中の「ヒロアカ」。ヒーロー映画全盛の時代に、日本発のヒーローたちが日本人監督の手によってどのように実写化されるのか。続報に注目していきたい!
文/久保田 和馬
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