ジェームズ・ワンが仕掛ける悪夢…『マリグナント』漆黒の殺人鬼に怯える予告&ポスターが怖い!
「死霊館」ユニバースや「ソウ」など数々の傑作ホラーを手掛けてきたホラー界の異才ジェームズ・ワン監督作品『マリグナント 狂暴な悪夢』(11月12日公開)。このたび本作から日本版本予告映像と本ポスターが解禁された。
本作はワン監督が、自ら書き下ろした完全オリジナルストーリーのホラー映画。ホラー映画で培ったカメラワークと圧倒的なスピード感によって描かれた『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)や、DCコミックを原作とした人気作『アクアマン』(19)など、いまやホラーに限らず映画界のヒットメーカーとなったジェームズ・ワンが、様々なジャンルをミックスした新次元の恐怖に挑戦する。
今回解禁された日本版本予告映像は『アナベル 死霊館の人形』(15)のアナベル・ウォーリス演じるマディソンが漆黒の殺人鬼による犯行を目撃する悪夢のシーンから始まる。まるでその場にいるかのように殺人を疑似体験する彼女は、徐々に自らの秘められた過去に導かれていく。また、同時に公開された本ポスターは黒地に赤文字でタイトルをあしらったクラシックなデザインのもの。文字の一部が鋭く伸びる先には目を見開いたマディソンの顔が配置されており、恐怖と緊張感が煽られる。はたして、“狂暴な悪夢”の正体=Gとはいったいなんなのか?
本作に対して、ジェームズ・ワン監督は自身のFacebookにて、「悪魔のいけにえ」シリーズの殺人鬼ババ・ソーヤー、『サスペリア』(77)のダリオ・アルジェント監督など伝説的ホラーのキャラクターや監督の名を挙げながら『マリグナント』が80年代ホラー、スリラーへの愛を込めた作品である旨をコメントしている。
ワン監督の原点回帰であると同時に、ジャンルを超えた新しいホラー映画である本作ではどのような恐怖を与えてくれるのか?ワン監督史上“最凶”ともいえる本作にますます期待が高まる。
文/鈴木レイヤ