第78回ヴェネチア国際映画祭開幕!ペネロペ・クルス、シャネルのドレスで登場
第78回ヴェネチア国際映画祭が、現地時間の1日に開幕した。
オープニングを飾ったのは、最高賞である金獅子賞を競うコンペティション部門に選ばれている、ペドロ・アルモドバル監督作『Parallel Mothers』。同作は、同じ病院で妊婦として出会った、2人の女性を中心に描かれるドラマ。これまで幾度となくアルモドバル監督とタッグを組んできたペネロペ・クルスがそのうちの1人の女性ジャニスに扮した本作。プレミア上映に先立って、監督や主演女優らがレッドカーペットに華を添えた。
なかでも、アップにしたヘアスタイルに、フリンジ付きの白いペチコートが特徴的なシャネルのモノトーンドレスに身を包んだクルスは、圧巻の美しさでオーラ全開。47歳で2児の母だが、変わらぬ美しさと、レッドカーペットでの完璧な装いが、今回も絶賛されている。
コンペティション部門には、日本映画はエントリーされていないが、ほかにはジェーン・カンピオン監督作でベネディクト・カンバーバッチとキルスティン・ダンスト共演の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』、クリステン・スチュワートがダイアナ妃を演じることで話題を呼んでいる『スペンサー』(11月5日全米公開)などが選ばれており、11日まで開催される同映画祭で、セレブたちがどのような装いを見せてくれるのか楽しみだ。日本からはオリゾンティ部門に湯浅政明監督のアニメ『犬王』(2022年公開)が選ばれている。
文/JUNKO
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