小栗旬が『マイ・ダディ』に出演！「かなり苦悩しているムロさんの姿を見られていい経験でした」

ムロツヨシの初主演映画として話題の『マイ・ダディ』(９月23日公開)。このたび同作に、物語のキーマン役でムロと親交の深い小栗旬が出演していることが明かされた。

本作は、映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」の16年準グランプリ受賞企画を映画化したもの。ムロは妻を亡くし男手一つで愛娘を育ててきた御堂一男を演じ、第8回「東宝シンデレラ」オーディションファイナリストの中田乃愛が愛娘、ひかりに扮する。ある日、ひかりが突然倒れ、医師から白血病であること、さらにふたりが親子関係でないことが発覚する。それでも愛する娘を救いたい一心で、一男はひかりの本当の父親を探すことに...。2人の他、奈緒が一男の妻でひかりの母、江津子を演じ、毎熊克哉、臼田あさ美、永野宗典、平成ノブシコブシの徳井健太、光石研ら個性豊かな面々が脇を固める。

そして小栗が演じるのは、物語のカギを握る探偵、長崎亮太。本当の父親を探すために亮太の探偵事務所を訪ねる…という展開での登場となる。小栗の出演についてムロは「探偵役はどんな人がイメージなのか？を監督と話していた時に『小栗だったらね』と提案したところ『それいいですね』と」とキャスティングの経緯を告白。さらに「その後、直接、映画に出てもらえないか、こういう役があるんだけどって言ったら『もちろん、出させていただきます』って。言ってみるものだなって。出てもらえて嬉しかったですね」とムロ自身がオファーしたことも明かしている。

一方の小栗は「ムロくんから、初主演をする作品で一ついい役があるんで、もしタイミングさえ合えば出てくれないかみたいな話をされまして。撮影はあっという間でしたが、楽しかったです。かなり苦悩しているムロくんの姿を、少しだけでも垣間見ることができて、そこは非常にいい経験だったと思います」と撮影を振り返りコメントしている。

また、今回の解禁に合わせて場面写真と小栗も登場する新予告も公開。今回の予告では、これまで明かされていなかった、一男の妻への複雑な気持ちも描かれている。血が繋がってなかろうがふたりは親子。愛する娘を救いたい一男の願いは届けられるのか？小栗演じる亮太の役回りも含め、ぜひ映画館で見届けたい。

文/サンクレイオ翼