永野芽郁、市村正親から「声がきれい。歌わないの?」と期待されズバリ回答!

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永野芽郁、市村正親から「声がきれい。歌わないの?」と期待されズバリ回答!

2019年に本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名ベストセラー小説を永野芽郁主演で映画化した『そして、バトンは渡された』の初日舞台挨拶が10月29日に新宿ピカデリーで開催され、永野をはじめ、田中圭、石原さとみ、稲垣来泉、市村正親、前田哲監督が登壇。市村から「声がきれい。歌をやるという気持ちはないんですか?」と聞かれた永野が、率直な胸の内を吐露。また石原が田中のプライベートについて質問攻めにするなど、にぎやかな舞台挨拶となった。

『そして、バトンは渡された』の初日舞台挨拶が開催された
『そして、バトンは渡された』の初日舞台挨拶が開催された

本作は、4回も苗字が変わっても前向きに生きる優子(永野)と義理の父の森宮さん(田中)、そして自由奔放に生きる魔性の女性、梨花(石原)と義理の娘のみぃたん(稲垣)。繋がりのなかった二つの家族の物語が、優子の元に届いた手紙をきっかけに交差していく物語。

2人の料理のシーンも見どころだという
2人の料理のシーンも見どころだという

永野は「皆さんの心になにか温かいものをお届けできたらいいなと、みんなでそれぞれを思い合いながら撮影しました。これだけ温かさや愛があふれている作品ができることに驚きました。モヤモヤしたもの、人とのつながりに対して不安な思いをされている方もいらっしゃると思う。それを優しい気持ちで包んでくれるような作品ができた」と完成作に胸を張っていた。


息ぴったりの2人
息ぴったりの2人

この日はタイトルにある“バトン”にちなみ、キャスト同士で質問をバトンのようにリレーしていくことになった。田中に質問をすることになった石原は、「さっき(稲垣と)一緒に話してたんです。なにがいいかな?ってね」と稲垣とタッグを組んでニッコリ。「田中圭さんの家に帰った後のルーティンを教えてください」と興味津々に尋ね、田中は「カバン置きます、手を洗います、うがいします…」と細かく説明した。さらに「田中圭さんは、どういう形で寝ていますか?」と質問を重ね、田中は「めっちゃでっかい抱き枕に抱きついて寝ます」と回答。稲垣が「奥さんのご飯でなにが好きですか?」と投げかけ、田中が「牛丼」と答えるひと幕もあり、石原は「取材では聞かれないけれど、『ファンの皆さんが聞きたいことはなにかな』と2人で考えた」と稲垣と頭をひねったことを、楽しそうに明かしていた。

永野に質問することになった市村は「あなたは容姿端麗で美しくて、性格が優しくて」と絶賛しながら、「声がきれい。そのきれいな声で歌をやるという気持ちはないんですか?」と問いかけた。永野は「ないです!」とキッパリと答え、周囲も爆笑。「歌は好きなんです。音楽に何回も救われて生きていますし、いつか携わりたいとどこかで思っていたんですが、正確な音程が取れているかが定かではない」と苦笑いを見せると、市村は「聞きたい!」と声を大にしつつ「音程は関係ない。歌は心です!今日のスタイルを見ても、歌ったらかっこいいだろうなと思った」と期待を寄せた。喜んだ永野は「事務所の皆さんよろしくお願いします。頑張らないと!」と声を弾ませていた。

取材・文/成田おり枝

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