ベッキー、再出発の決意「過去は変えられない」「私は私で頑張ります!」
映画『LION/ライオン ~25年目のただいま~』(4月7日公開)の公開直前イベントが4月5日に都内で開催され、ベッキーと大西ライオンが登壇。就活生の集まった会場で、ベッキーがポジティブなエールを送った。
本作は、5歳の時にインドで迷子になり、養子としてオーストラリアで育った男が、Google Earthのおかげで25年ぶりに母と兄の元へ戻ったという衝撃の実話をベースにした人間ドラマ。人生を取り戻す映画の内容にちなみ、会場には、人生に悩める就活生やこれから就職活動に臨む学生が集った。
休業を経て再出発を切ったベッキーが、学生のお悩み相談に乗ることになったこの日。ベッキーは「生意気かもしれませんが」と恐縮しながら、真摯に学生と向き合った。
まず男子学生が「人付き合いが苦手で、社会に出てから先輩や同僚とどう付き合っていいか不安」と打ち明けると、ベッキーは「周りに合わせ過ぎないことが大事」とコメント。「思いやりを持つことは大事だけど、全部を合わせると自分がなくなって、都合のいい人になってしまう。自分らしさもしっかり持つといい」とアドバイスした。
また、「落ち込みやすいので、立ち直る方法を教えてください」とお願いされる一幕も。ベッキーは「私もネガティブ」と苦笑い。「落ち込むだけ、落ち込んで、どこかで区切りをつける。『はい!十分落ち込んだね、過去は変えられないでしょ、だったら前を向いて歩くしかない』と自分に言い聞かせる」と実体験を交えて語ると、学生も「切り替えていきます!」と元気をもらった様子だった。
退場の際には、スキャンダルの相手となった川谷絵音が活動再開することについて、報道陣からコメントを求められる場面も。ベッキーは「私は私で頑張ります!」と輝く笑顔を見せ、会場を後にした。【取材・文/成田おり枝】