キャリー・ジョンソン英首相夫人、キャサリン妃を意識した装いでの公務が話題
クリスマスに第2子を出産予定のボリス・ジョンソン英首相の妻キャリー夫人が、イタリアのローマで開催された主要20か国・地域首脳会議(G20)に同行。キャサリン妃にインスパイアされた装いが、話題を呼んでいる。
かねてから、訪問国への敬意や英国ブランドを着用するなど、TPOに合わせた装いが絶賛されているキャサリン妃にインスパイアされていると言われるキャリー夫人のファッション。6月に英コーンウォールで開催されたG7では、コスト削減のため、レンタルの衣装でホストを務めたことも話題になった。
妊娠中のキャリー夫人は、レンタル料が53ポンド(約8300円)のスペイン発デ・ラ・バリの、スリット入りの黒地に赤い大きなバラがプリントされたロングワンピースに、赤いパンプス、使い回しの英国発グレース・ハンのバッグという装い。
妊娠中とあってワンピースをチョイスしたのは理にかなっており、注目されたのは、10月にも着ていた自身のものである60ポンド(約9300円)のザラの赤いダブルのブレザー。これは現地時間6月29日に英ウェンブリー・スタジアムで行われた、UEFAユーロ2020(欧州選手権)のイングランド代表VSドイツ代表の試合観戦で、キャサリン妃が着ていた“勝利の赤いザラのブレザー”を意識しているとされている。また最近キャサリン妃は、一足早いクリスマスを彷彿させる、ラルフローレンのタートルネックのトップスに、クリストファー・ケインのプリーツのロングスカートと、全身鮮やかな赤に、パンプスやバッグをベージュに統一したツートンカラーの装いで公務を行っていた。
またキャリー夫人は、カミラ夫人と共に、Shameless! Festivalに先駆けて行われたレセプションにも出席しているが、この時はマタニティ・ブランドClary & Pegの深緑に花柄のワンピースに、ザラのダブルの鮮やかなグリーンブレザーをチョイス。このイベントはエコではなく性暴力を撲滅するためのもので、クリスマスシーズンと言えばそれまでだが、グリーンを着用するテーマ性はあまり見受けられない。
グリーンと言えば、アースショット賞の授賞式の前に行われたイベントで、キャサリン妃がエコのテーマカラーである鮮やかなグリーンの装いだったことから、こちらもキャサリン妃を意識したファッションだったようだ。
文/JUNKO