林遣都がずぶ濡れ演技『恋する寄生虫』ド迫力の洪水シーン本編&メイキング映像が解禁
若者を中心に人気を集める作家、三秋縋のベストセラー小説を、林遣都と小松菜奈の主演で映画化した『恋する寄生虫』(公開中)。現在公開中の本作から、林の体当たり演技とその裏側を映した本編&メイキング映像が解禁された。
18万部を突破した同名のヒット小説を原案とする本作は、林演じる極度の潔癖症を持つ孤独な青年、高坂賢吾と、小松演じる寄生虫が好きで視線恐怖症に悩む不登校の女子高生、佐薙ひじりによる、繊細で儚い物語を描く恋愛映画。また、井浦新と石橋凌ら演技派ベテラン俳優が脇を固め、CMやミュージックビデオを多く手がけ、現在放送中の大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルバック映像も担当した柿本ケンサクが監督を務めている。
公開されるや否や、柿本監督のユニークな映像表現も話題を呼んでいる本作から、潔癖症の高坂の感じる不快感を巨大な波で表した迫力のシーンとそのメイキング映像が解禁された。限界を超えると嘔吐してしまうほどの潔癖症で普段は公共交通機関も避け自転車で生活をしている高坂。しかし、ある事情でやむを得ずバスに乗車することになった高坂が吐き気を催す場面が切り取られてている。吐き気が襲う様を波で表現する本シーンの撮影は、本物のバスに実際の水を大量に流し込んで行われた。さらに、撮影当日はこのシーン以外にも大量の水を使用するシーンもあったという。
林が文字通り体を張って挑んだ『恋する寄生虫』。ほかにも、映像ならではの目を見張る表現が多数登場する。見応えたっぷりのラブストーリーをぜひ劇場で体感したい。
文/鈴木レイヤ
作品情報へ