林遣都&小松菜奈のキスシーンに胸キュン必至!映画で観られる名キスの数々をプレイバック|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
林遣都&小松菜奈のキスシーンに胸キュン必至!映画で観られる名キスの数々をプレイバック

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林遣都&小松菜奈のキスシーンに胸キュン必至!映画で観られる名キスの数々をプレイバック

いつの時代も、ラブストーリーをはじめとする多くの映画で様々な愛を表すシーンが描かれてきた。デートをする、手をつなぐ、抱きしめる…。なかでも、誰かが誰かに愛を伝える形の象徴とも言える“キスシーン”は、映画ごとに独自のときめきが詰め込まれている。キスシーンひとつを取ってみても、その瞬間に至るまでのバックグラウンドは三者三様で、登場人物が抱く気持ちも、観る側が受け取る感情も、ひとつとして同じものはないだろう。

現在公開中の林遣都と小松菜奈がW主演の『恋する寄生虫』にも、またひとつ新たな魅力を放つキスシーンが誕生している。今回は本作をきっかけに、観客の心をつかんできた「語り継がれる名キスシーンのある映画」をまとめてみた。

想いがあふれるワンシーン…『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(08)

このシーンは、2人の1年ぶりの再会。想いがあふれたジェレミーの行動にドキドキ…(『マイ・ブルーベリー・ナイツ』)
このシーンは、2人の1年ぶりの再会。想いがあふれたジェレミーの行動にドキドキ…(『マイ・ブルーベリー・ナイツ』)写真:EVERETT/アフロ

まずは、都会の片隅で出会う2人の恋を描いた『マイ・ブルーベリー・ナイツ』から。本作でスクリーンデビューしたシンガーのノラ・ジョーンズが失恋で傷つき人生に迷う主人公エリザベスを、ジュード・ロウが彼女の心を癒すカフェの店主ジェレミーを演じている。いつも閉店間際にひとり店を訪れるエリザベスへ想いを募らせたジェレミーが、ブルーベリーパイを食べながら寝てしまった彼女へカウンター越しにキスを…。『恋する惑星』(94)のウォン・カーウァイ監督によるオリエンタルな美しい映像が、2人の甘く切ないムードを盛り上げる。

初心で奥手な弁護士見習いが大胆アプローチ!『ラブ・アゲイン』(11)

『ラ・ラ・ランド』でもおなじみの2人。ハンナからのパワフルなキスは見ていて気持ちがいい!(『ラブ・アゲイン』)
『ラ・ラ・ランド』でもおなじみの2人。ハンナからのパワフルなキスは見ていて気持ちがいい!(『ラブ・アゲイン』)写真:EVERETT/アフロ

妻の愛を取り戻そうとする中年男の奮闘を中心に展開される群像劇『ラブ・アゲイン』では、うぶでお堅い弁護士見習い女子が、自分の殻を破ろうと大胆な行動に出る。エマ・ストーン演じるハンナは、美人なのに保守的で友達も心配するほど恋に奥手。婚約間近の彼氏にあっけなくフラれた彼女は、勢いで飛び込んだバーでライアン・ゴズリング演じる百戦錬磨のナンパ師相手に、強引にキスを浴びせるのだ。そのまま彼の腕を引っ張ってお持ち帰りするハンナの雄姿がなんとも痛快!ストーンとゴズリングは、その後共演した『ラ・ラ・ランド』(16)でもその相性のよさを発揮した。

雨も相まったセンセーショナルな名シーン『スパイダーマン』(02)

【写真を見る】「名キスシーン」と言えばな『スパイダーマン』の“逆さ吊りのキス”。雨の中というのもグッとくる
【写真を見る】「名キスシーン」と言えばな『スパイダーマン』の“逆さ吊りのキス”。雨の中というのもグッとくる写真:EVERETT/アフロ

いままでに何度も映像化されてきた「スパイダーマン」だが、トビー・マグワイアとキルスティン・ダンストが共演した2002年スタートのシリーズでは、“逆さ吊りのキス”がとびきり異彩を放つ。悪漢をやっつけ、クモの糸で中吊り状態でヒロインの前に現れたスパイダーマン。命を救われたヒロインは、彼のマスクを鼻までめくり上げ、お礼の熱いキスを送る。素性も知れないヒーローとの刺激的な出来事に舞い上がるヒロインの笑顔がキュート!

唇と共に想いも重なる瞬間…!『君の名前で僕を呼んで』(17)


池のほとりでゆったりと過ごしていた2人の距離は、キスをしてますます縮まる(『君の名前で僕を呼んで』)
池のほとりでゆったりと過ごしていた2人の距離は、キスをしてますます縮まる(『君の名前で僕を呼んで』)[c]Frenesy , La Cinefacture

北イタリアで過ごすひと夏の恋を描いた『君の名前で僕を呼んで』は、美青年同士が艶っぽいキスを披露する。今作で一躍注目された若手俳優ティモシー・シャラメが、思春期の欲望に戸惑いながらも“初恋”に身を焦がす17歳のエリオをみずみずしく演じている。バカンス先で出会うミステリアスな大学院生のオリヴァー(アーミー・ハマー)を、エリオは「僕だけの場所」という静かな池に連れだし、初めての口づけを交わす。求める気持ちを抑えきれず、屋根裏部屋や滞在先のホテルなどで密会を重ねる2人の恋の行方を見届けてほしい。

激しさと初々しさが共存するキスにドキドキ『アデル、ブルーは熱い色』(14)

横顔が美しいワンカット。2人がまとう雰囲気のコントラストも魅力(『アデル、ブルーは熱い色』)
横顔が美しいワンカット。2人がまとう雰囲気のコントラストも魅力(『アデル、ブルーは熱い色』)写真:EVERETT/アフロ

一方、美女同士のキスが胸に迫るのは、第66回カンヌ国際映画祭でパルムドールを見事受賞した『アデル、ブルーは熱い色』。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(公開中)にも出演するフランスの女優レア・セドゥが、ボーイッシュな青髪の駆けだし画家エマを演じ、街で出会った女子高生のアデル(アデル・エグザルホプロス)とめくるめく恋に落ちていく様を描く。フランス映画らしくラブシーンは濃厚。だけど、寝転んだ原っぱや夕日が沈む川辺のベンチで、2人が互いの本心を探るように見つめ合いキスをする“2人だけの世界”は、まるで少女マンガのように爽やか。愛の激しさと初々しいトキメキの両方が味わえる1作だ。


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