『あな番』初日舞台挨拶で田中圭が暴露！横浜流星、原田知世との対面に「ガッチガチに緊張」

『あなたの番です 劇場版』の初日舞台挨拶が12月10日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、原田知世、田中圭、西野七瀬、横浜流星、浅香航大、奈緒、竹中直人、木村多江、生瀬勝久、佐久間紀佳監督が登壇。原田と横浜は劇場版からの共演となったが、田中が「流星はガッチガチに緊張していた」と暴露するなか、横浜は「緊張しましたが、すごく温かくて穏やかで、受け止めてくれる空気を作ってくださった。緊張なんていらなかったなという、楽しくてやりがいのある経験をさせていただいた」と原田に感謝した。

本作は、2019年4月に放送開始されるや衝撃の展開が話題を呼び、SNSでは誰が黒幕であるかを探る考察が白熱したドラマ「あなたの番です」の劇場版。原田と田中が演じる年の差新婚夫婦、手塚菜奈と翔太が、引っ越してきたあの日、住民会に出席したのが菜奈ではなく翔太だったら…というドラマとは異なる“もしもの世界”を描く。原田は「まさか劇場で皆さんの前でご挨拶できる日が来るなんて思ってもいなくて。こんな幸せなことはありません。ここまで導いてくださったのは、ドラマを応援してくださった皆さん、一人一人のお力です」と喜びをかみ締め、大きな拍手を浴びていた。

横浜との共演について、原田が「(演じる)菜奈ちゃんは先に殺されてしまって、そのあとに(横浜演じる)“どーやん”が登場したので。これまでご一緒するところがなかった。圭さんにどんな感じかな？って話をしていた」と切りだすと、田中は「流星も『知世さんとお芝居をするのが初めてなんです』とガッチガチに緊張していた」と暴露。そこで田中は「『いい子ですけど、知世さん、一回めっちゃキレてください』とお願いした。だって知世さんが怒っているのところなんて想像がつかないし、流星が怒られてテンパっている姿なんて見たいじゃないですか」といたずらを企てたそうだが、原田は「そんなことできなかったです」とはにかみ笑顔を見せていた。

また西野演じる黒島と横浜演じる“どーやん”こと二階堂のラブストーリーも見どころとなっている本作。新撮のスペシャルドラマ「劇場版公開記念！『あなたの番です』金曜ロードショー完全新撮スペシャル！！」では2人の出会いが明かされているというが、2人の関係性について西野は「黒島ちゃんと二階堂の恋愛の感じはちょっと普通じゃない」とにっこり。横浜も「その通りです」とうなずき、「これまでいくつか恋愛ものの作品に出させていただきましたが、いままでにないシチュエーションばかり。斬新で新鮮な気持ちで今回も撮影していました。シャワーシーンで手をつなぐところなど、まあ、ないですよね」と新鮮な恋愛模様に身を投じることができたという。

手をつなぎながらのシャワーシーンは、西野も横浜も台本を読んだ時にどのようなシーンになるのか想像ができなかったそうだが、司会が「手つなぎシャワー、流行りますかね」と尋ねると、横浜は「流行りはしないんじゃないかな…」と苦笑い。横浜は「流行らせます！」、西野も「どれくらい洗いにくいかチャレンジしてみてほしい」と楽しそうに話していた。

取材・文/成田おり枝