神尾楓珠、前田旺志郎から「ギャップ萌え!笑いのセンスがある」と言われて笑顔!
神尾楓珠の映画初主演作『彼女が好きなものは』の公開御礼トークイベントが、12月18日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、神尾、前田旺志郎、三浦獠太が登壇。高校のクラスメイト役での共演をきっかけに、プライベートでもフットサルやサウナを共にするほど仲良くなったという3人が、本作での撮影エピソードやお互いの魅力を語り合った。
3人とも本作で初共演となったが、神尾によると「最初に仲良くなったのがここの2人」と前田と三浦を指差と、三浦も「旺志郎がバランス良くみんなをまとめてくれて仲良くなれました」とうなずく。
現場で意気投合したと言う3人。神尾が「3人ともフットサルをやってます」と言うと、三浦も「フットサルとサウナ。めっちゃ健全です」とアピール。すると前田が「健全って…。いまのひと言いらんわ」とダメ出しをし、会場から笑いが挙がる。
また、お互いの好きなところを尋ねられると、神尾は「旺志郎は会うと元気がもらえます。エネルギーがあるし、ふざける時はふざけるけど、真面目な話もできるから、一緒にいて楽しいです。獠太はいつも誘ってくれるところ」と言うと、三浦が「そこ?」とがっかりしつつ「いつも楓珠くん、僕のことを『かわいい、かわいい』って言ってくれます」とアピールする。
神尾は「めっちゃかわいいんです。まず、顔がかわいいですね。ハニカんでる感じが。あとは、周りにいじられてる時の仕草がかわいい」と言うと、三浦が「いじってくるのは君だけ。すごい上からね」と言うと、神尾が「上からって!」と笑いながら反論する。前田はそのやりとりを見て「この3人でいると、獠太が一番年下な感じだよね。一番年上なのに」とうなずく。
前田は神尾について「ギャップ萌え。つんとしてそうな顔なのに、しゃべると、めちゃくちゃおもしろくて、笑いのセンスがあるコメントを返してくれます」と褒めると、神尾は「元芸人さん(まえだまえだ)に褒められた」と喜ぶ。
前田は「クールな楓珠がニコって笑った時、めっちゃうれしい。楓珠の笑顔を見るために頑張って笑わせてるところがあるので」と言ったあと、三浦については「誘ってくれるとこ」と神尾と同じコメントをし、会場は大爆笑。三浦は「これからも誘い続けるわ。っていうか、俺から言わないと終わっちゃう」と苦笑する。
三浦は神尾の魅力について「たくさんありますから。神尾さんは、ギャップ萌えってのはすごくわかりますね。ちょっと怖い感じのイメージがあったので。でも、サッカーの話とかをする時、めっちゃ楽しそうに話すんですが、その時の顔が中学生みたい」とコメント。
前田もうなずき「楓珠ってピュアだよね」と言うと三浦も「ピュア!神尾さんを笑顔にさせるためにやってます」と前田と同じコメントをすると、前田から「こんな短い時間に再放送いらない」とバッサリ。
続いて三浦が前田について「ずっと楽しそうにしてるので、元気をもらえます。楽しい時もまじめな時も元気をもらえます」と、神尾と同じコメントをさらに被せると、前田は「もうええて。それいらんて。俺も2回同じツッコミやってんねん」と合いの手を入れ、会場を大いに沸かせた。
『彼女が好きなものは』は、ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生、安藤純(神尾楓珠)と、BL好きを隠している女子の同級生、三浦紗枝(山田杏奈)との交流を描く青春映画。原作は、小説家・浅原ナオトの「彼⼥が好きなものはホモであって僕ではない」で、2019年にはNHKで「腐⼥⼦、うっかりゲイに告る。」のタイトルでドラマ化もされた。
取材・文/山崎伸子