劇場版「名探偵コナン」の新作情報や『スパイダーマン：スパイダーバース』続編の公開決定など…2週間の新着アニメNewsをまとめ読み！

アニメ業界が舞台の『ハケンアニメ！』より劇中アニメのクリエイター陣が発表

直木賞作家の辻村深月の同名小説を映画化する『ハケンアニメ！』(2022年5月公開)。日本のアニメ業界を舞台にした本作より、劇中で“覇権”を争う2作のアニメーション作品のクリエイター陣が発表された。

最も成功したアニメの称号＝覇権(ハケン)を手にするべく奮闘する人々の姿を描く本作。地方公務員からアニメ業界に飛び込む主人公の斎藤瞳を吉岡里帆が演じるほか、彼女が憧れるスター監督の王子千晴役に中村倫也、王子を8年ぶりに監督復帰させるために大勝負に出るプロデューサーの有科香屋子役に尾野真千子。そして、クセ者プロデューサーの行城理役で柄本佑が出演する。

劇中で瞳が監督する「サウンドバック 奏の石」は、のどかな田舎町を突然襲った巨大ロボットから平和を守るため、主人公たちが戦う王道ジュブナイルロボットアニメーション。「若おかみは小学生！」などで知られる谷東監督に加えて、キャラクターデザインに窪之内英策、メカデザインを「機動戦士ガンダム00」シリーズの柳瀬敬之が担当する。

一方、王子の監督作「運命戦線リデルライト」は、魔法少女の充莉が自らの魂の力で乗るバイクを変形させライバルたちと競い合う物語。この作品には、「プリキュア」シリーズや『ONE PIECE STAMPEDE』(19)の大塚隆史監督、「デュラララ!!」や「魔法少女まどか☆マギカ」などで知られるキャラクターデザインの岸田隆宏が結集した。さらに、映画内では使わないエピソードを含む各12話分のプロット全編を、原作の辻村自らが書き下ろしており、劇中の登場人物たちさながらのアニメ制作にかける高い情熱を感じさせる。

『スパイダーマン：スパイダーバース』続編の初映像に謎のスパイダーマンの姿が！

全世界興収3億7500万ドルを記録した『スパイダーマン：スパイダーバース』(18)の続編『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE(PART ONE)』が2022年に劇場公開されることが決定。初映像と場面写真も世界一斉解禁されている。

前作では、スパイダーマンの中学生、マイルス・モラレスのもとにマルチバースから様々なスパイダーマンが集結するという物語が展開。コミックスをそのままアニメーションにしたような革新的映像は大絶賛され、第91回アカデミー賞長編アニメーション賞と第76回ゴールデン・グローブ賞アニメーション作品賞を受賞したほか、第46回アニー賞では長編アニメーション賞を含む7部門に輝いた。

このたび解禁された映像では、成長したマイルスのもとに、別のユニバースからグウェンが現れ、再会を果たすシーンから始まる。その後、ユニバース間を移動するマイルスの姿も映しだされるのだが、そこに謎のスパイダーマンが登場。このスパイダーマンが前作でも存在がほのめかされたスパイダーマン2099なのか？と話題に。また、タイトルに「PART ONE」と記されてことからもわかるように、すでに「PART TWO」の製作が進められていることも脚本兼製作のフィル・ロード＆クリストファー・ミラーによって発表されている。

このニュースにファンは、「やっぱり絵も音楽も最高！」や「前作もおもしろかったから今回も期待大！」、「おぉ！観に行かねば…」といったコメントで反応している。

このほか、2022年最初の金曜ロードショーにて、2週連続でスタジオジブリ作品が放送されることが決定。1月7日(金)に『千と千尋の神隠し』(01)、1月14日(金)には『紅の豚』(92)が放送予定であることもアニメファンの関心を集めている。

文/サンクレイオ翼