『グッバイ、ドン・グリーズ!』梶裕貴&村瀬歩のお気に入りシーンは?いしづか監督「世界と人生と哲学を大事にしている作品」と語る|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『グッバイ、ドン・グリーズ!』梶裕貴&村瀬歩のお気に入りシーンは?いしづか監督「世界と人生と哲学を大事にしている作品」と語る

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『グッバイ、ドン・グリーズ!』梶裕貴&村瀬歩のお気に入りシーンは?いしづか監督「世界と人生と哲学を大事にしている作品」と語る

TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」(以下、「よりもい」)のスタッフが再集結したオリジナル劇場アニメーション、映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』(2月18日公開)のプレミア上映会が1月16日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、梶裕貴村瀬歩いしづかあつこ監督が登壇した。

【写真を見る】梶、村瀬歩、いしづかあつこ監督はネタバレOKのトークに「ワクワク!」とニッコリ
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上映後の舞台挨拶ということで「ネタバレOK」でのトークが展開できることについて、「いろいろと話せそうで楽しみ」と笑顔を浮かべた梶。イベント冒頭には、新型コロナウイルスの濃厚接触者に該当する可能性があるとのことでこの日の登壇を見合わせた花江夏樹からのメッセージを代読し、「次の機会には、ぜひ花江くんも一緒に楽しいトークをしたいです!」と語った。トトは演じるのが楽しい役だったと振り返り、「研究すればするほど自分と似ている部分が見つかった」という梶はキャラクターそれぞれのドラマにグッときたとし、作品の魅力について「自分が経験した青春時代を思い出すだけでなく、キャラクターたちの青春時代を追体験できるところに役者の醍醐味を感じました」と説明していた。

ロウマ役の花江夏樹のメッセージを読み上げるトト役の梶裕貴
ロウマ役の花江夏樹のメッセージを読み上げるトト役の梶裕貴

オーディション時にはすでにかなりの映像が出来上がっていたという本作。それは声をあてる役者にとってはとてもありがたいこととしながらも、実は現場で初めて映像を観たという梶が「なにかの手違いで、事前に映像を観ることができなかったけれど、“観れていません”なんて言い訳にできないから、実はかなり心臓バクバクでした(笑)。本当に難しかったです」と振り返ると、いしづか監督はすかさず「観てないことはあとから聞いたのですが。本当にびっくりするくらい合っていました。あのスキルは本番でも活かせると思いました」と大絶賛。すると梶は「まじめに声優をやってきて良かった!と思った瞬間です」と少し照れながらも満足の表情を浮かべていた。

いしづか監督は花江、梶、村瀬の演技を大絶賛
いしづか監督は花江、梶、村瀬の演技を大絶賛

いしづか監督は「友情と青春というエンタテインメントを描いた作品ではあるのですが、実は、描きたかったのはそこじゃないという部分もあります」と切り出し、「世界と人生と哲学を大事にしている作品です。今日、映画を観た皆さんがそれを感じ取ってくだされたうれしいです」と作品に込めた想いを解説すると、村瀬が「キャッチコピーにも“LIFE(生き方)”ってありますからね!」と付け加えていた。

お気に入りシーンについては梶、村瀬ともに「トトとドロップが語り合うシーン」と一致。梶はトト役を演じるうえで、そのシーンを目がけて役作りをしていたと明かし、村瀬は「出来上がった映像で何度も見返したシーンです」と強調。「梶さんすげー!って思ったシーンです。アフレコはとても濃密でした。ほんと好き、大好き!」と何度もつぶやくほどお気に入りの様子だった。

大好きなシーンを語り思いが溢れるドロップ役の村瀬
大好きなシーンを語り思いが溢れるドロップ役の村瀬

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