『グッバイ、ドン・グリーズ!』梶裕貴&村瀬歩のお気に入りシーンは?いしづか監督「世界と人生と哲学を大事にしている作品」と語る
少年たちのひと夏の冒険が描かれる本作にちなみ、2022年の冒険、もしくは挑戦したいことを訊かれたいしづか監督は「ロケハンに行ける作品を作りたいです」と回答。コロナ禍で現地視察は叶わなかったと残念がるいしづか監督に「現地に行かないで、あの映像を作れるのはすごいです。滝からマイナスイオンを感じました」と感心していた。勉強好きだと村瀬は「占いとかタロットをやっているのですが、新しいことを学ぶのが好きなので、今度はホロスコープや星座、宇宙、星などの勉強がしたいです」とニッコリ。
海外旅行が好きだという梶は「ずっと言い続けていているけれど」と苦笑いしながら「英会話」と答え、「現地で同じ言葉で話せたらもっと世界が広がるはず」と目を輝かせた。また、本作の世界観はもちろん、キャラクターの過去なども気になるという梶、村瀬が『グッバイ、ドン・グリーズ!』の続編、もしくスピンオフに挑戦したいと声を揃え「ぜひ、お願いします!」と大きな声でおねだりすると、会場は大きな拍手に包まれた。
最後の挨拶でいしづか監督は「作って終わりではないのが作品です。認知されなければ最初から存在していないのと同じなので…」と語ったところで「また今日も難しいこと言ってるって思われちゃう」と微笑むと、すかさず梶が「大好きです、そういう話」とニコニコ。梶の笑顔にホッとした様子のいしづか監督は「皆さんの名前をエンドロールに刻みつけて帰ってください。そして、その刻みつけた名前を、また別の機会に観にきてください」と呼びかけ、イベントをしめくくった。
取材・文/タナカシノブ
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