ゴージャスファッションに角刈り姿も…『コンフィデンスマンJP 英雄編』でも健在の長澤まさみの七変化!
3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪人をだまして金を巻き上げる人気ドラマの劇場版第3弾『コンフィデンスマンJP 英雄編』(公開中)。本シリーズと言えば、だましだまされの痛快なコンゲームはもちろん、長澤まさみ演じる主人公のダー子が劇中で見せる変装も大きな魅力。『英雄編』でも様々な姿に変身しているので、ここでその七変化ぶりを紹介していきたい。
悪しき富豪から盗んだ美術品を貧しい人たちに分け与え、英雄と謳われた詐欺師の“ツチノコ”。その三代目(角野卓造)が亡くなり、彼のもとで腕を磨いたダー子、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は、四代目の称号を賭けて真剣勝負を繰り広げることになる。
マルタ島ヴァレッタに足を運んだ3人は、莫大な財を成し引退した元マフィアのスペイン人、ゴンザレス(城田優)が持つ幻の古代ギリシャ彫刻をねらい、それぞれの方法でターゲットに近づいていくが、インターポールの捜査官であるマルセル真梨邑(瀬戸康史)が立ちはだかり…。
だまし合いが繰り広げられるヴァレッタの街は、聖ヨハネ騎士団の本拠地となった場所。そんな歴史や“英雄”という副題にちなみ、映画ポスターの長澤は甲冑を纏った中世の騎士という凛々しい姿で飾っている。
もちろん本編でも様々なファッションに身を包んでおり、観客を楽しませてくれる。世界中のセレブが集うヴァレッタの街では、全身花柄のワンピースにブルーのパンツ&サックスブルーのローファーを合わせた、華やかな浮かれリゾートスタイルに。また、ちょっぴりヘンテコなデザインが印象的なTシャツ姿や存在感抜群のサングラスにトリコロールカラーのトップス姿など、随所でダー子らしい派手で個性的なファッションを披露している。
さらに、ターゲットをだますために海上自衛隊の制服姿でカッコよく決めて見せたかと思えば、角刈り&ねじり鉢巻というトンデモなルック、色付きメガネ&ボリューミーなヘアーにジュエリーをジャラジャラにつけたゴージャスマダム風スタイルなど、インパクト抜群の変装が炸裂。その七変化ぶりには驚かされてしまうことだろう。
映画やドラマでたびたび愛用しているガウンも登場しており、無軌道でありながらも等身大なところもあるダー子の一面が垣間見えるなど、こだわりが感じられる劇中ファッションの数々。ぜひ劇場で華やかな変身ぶりを堪能してほしい!
文/サンクレイオ翼