「大人が観ても楽しめる、愛おしい映画」Amazonオリジナル映画『HOMESTAY』をLiLiCoがレビュー
日本のAmazon初のオリジナル映画『HOMESTAY』が、世界同時配信中だ。映画コメンテーターのLiLiCoは、“生きる”ことのすばらしさを改めて実感したと興奮気味に明かす。「若者はもちろん、大人もいまこそ観るべき作品です!」とLiLiCoが太鼓判を押す本作の魅力を、情熱的なインタビューから紐解いていきたい。
これまで何度か映像化されてきた、人気作家、森絵都の小説「カラフル」を、青春映画の名手として知られる、瀬田なつき監督が実写映画化した本作。「管理人」と名乗る人物に選ばれた魂の「シロ」は、亡くなったばかりの高校生、小林真の体に100日間だけ「ホームステイ」することに。しかし100日以内に真の“死の真相”を突き止めなければ、「シロ」は消滅してしまう。かくしてシロは彼の死の理由に迫るため、“奇跡的に生き返った”真として生き始める。
「始まって2分で、“なにこれ、おもしろい!”」
そんなストーリーについてLiLiCoは、「始まって2分で、“なにこれ、おもしろい!”と思わせてくれました。魂のシロがホームステイしているのは、一見普通の高校生である真ということだけど、そこから先、物語がどこに向かっていくのかがわからなくて。ファンタジーでありながら、サスペンス要素もあるのが、いいんですよ。なぜ真に対して、お兄さんがよそよそしい態度を取っているのか、お父さんやお母さんも、なぜ不自然な態度をとっているのか、わからなくて」と、一瞬にして魅了されたと語る。
魂の「シロ」がホームステイする真を演じ、本作の主演を務めるのは、なにわ男子の長尾謙杜。真の幼馴染、晶に山田杏奈、真が憧れる先輩、美月に八木莉可子。真の学園生活の中核をなす、この3人のバランスが抜群だとLiLiCoは絶賛する。「この3人がしっくりこないと作品のなかに引き込まれないけれど、よくぞ!というキャスティング。非常にバランスがよく、なんの違和感もなく物語に入り込めました」と冒頭のアイデアに加え、取っ掛かりの成功ポイントを分析する。
主演の長尾については、「いるだけでオーラというか、なにかを感じさせる人。わざわざなにかを伝えようとしなくても、瞳の奥から訴えていて、いろんなことを感じ取れる俳優さんだと思う」と褒め称える。話題作に引っ張りダコの山田に関しても、「なにをやっても本当に上手い彼女は、今回はいかにも隣の女の子的な存在感で登場しています」。また八木については、「真より少し背が高くてキレイな先輩と、真が並んだ時の2人の関係性や、憧れの先輩感がとてもよく表れていた」と、3人の演技や存在を高く評する。
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