醍醐虎汰朗&黒羽麻璃央が丸坊主に!『野球部に花束を』秋公開決定
「ドラフトキング」「べー革」など野球マンガで知られる、クロマツテツロウの同名コミックを映画化した『野球部に花束を』が、2022年秋に公開されることが決定。あわせてキャストの醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、高嶋政宏のキャラビジュアルとコメントも公開された。
同作は中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指した男子高校生たちを待ち受ける顛末を描いた青春コメディ。高校生活に期待を膨らませて入学式を迎えた黒田鉄平とそのクラスメイトたちは、野球部の優しい先輩たちに勧誘され、入部することを決める。しかし、仮入部が終わり、いよいよ本入部となった瞬間、先輩たちの態度が豹変してしまう。
主人公の黒田鉄平を演じるのは、『天気の子』(19)や舞台「千と千尋の神隠し」でハクを演じることでも話題の醍醐。チームメイトの桧垣主圭(ひがききみよし)役で、ミュージカル「刀剣乱舞」などの2.5次元作品や「SUITS/スーツ2」の黒羽、どう見ても堅気に見えない野球部の原田監督役で『キングダム』(19)の高嶋政宏が共演する。監督、脚本を務めるのは「荒川アンダーザブリッジ」、『虹色デイズ』(18)の飯塚健。
このたび解禁となったキャラビジュアルでは普段のクールな表情とは異なったコミカルな表情で、醍醐と黒羽がまさかの坊主姿を披露。右上にはそれぞれ“坊主一択”と“連帯責任”、なにやらイカつい高嶋には“絶対服従”と4文字熟語が並ぶインパクトある仕上がりとなっている。
坊主頭で撮影に挑んだ醍醐は「坊主にしたのは中学生以来だったので、何回鏡を見ても自分ではないみたいで、新鮮な気持ちで過ごしました。"面白い"ということにパラメーターを全振りして、笑顔あふれる作品に携わらさせて頂き、自分もたくさん元気をもらい幸せでした」とコメント。
野球経験のある黒羽は「自分自身が怪我で出来なかった高校野球のお話ですから、これはもうお話をいただいた時からめちゃくちゃテンションあがりました。決して天才たちが集まった野球部では無く、高校球児のリアルをおもしろおかしく、時には熱く!この映画で感じることが出来ると思います」と自信を覗かせる。また、高嶋は「もうヒジはおかしくなるわ、バットのグリップの変なとこ握っちゃって手のひら内出血するわで満身創痍。でも飯塚監督ですから計算されたカット割りと編集で、えっ?高嶋って野球やってるんだ!になってることと思います」と苦労を振り返りながら期待を込めて語っている。
青春ど真ん中の若者はもちろん、青春がとっくに終わった世代も思春期あるあるに共感すること間違いない同作に期待が高まる。