クリエイター陣の“空”へのこだわりが凝縮!『ブルーサーマル』臨場感たっぷりの本編映像を入手

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クリエイター陣の“空”へのこだわりが凝縮!『ブルーサーマル』臨場感たっぷりの本編映像を入手

「第2回次にくるマンガ大賞」や「NEXTブレイク漫画RANKING2016」で上位にランクインするなど、新たな青春漫画として注目を集めた小沢かなの「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」をアニメーション映画化した『ブルーサーマル』(公開中)。このたび本作から、声優初挑戦の堀田真由が声を務める主人公の“つるたま”こと都留たまきが“空に恋した”瞬間をとらえた、初飛行シーンの本編映像を入手した。

『ブルーサーマル』は公開中!
『ブルーサーマル』は公開中![c]2022「ブルーサーマル」製作委員会

本作は、エンジンを搭載せずに上昇気流(サーマル)を捉えることで飛翔する航空機“グライダー”に青春のすべてをかける体育会航空部の大学生たちの姿を描く物語。“普通の大学生活”に憧れて上京してきた都留たまきは、ひょんなことから体育会航空部で雑用係をすることに。理想とはかけ離れた環境に不満を抱いていた彼女は、主将の倉持の操縦するグライダーで初めて飛び立った瞬間から、一面に広がるその美しさに魅了され、空の世界に夢中になっていく。

このたび入手した本編映像は、まさにつるたまが初めてグライダーに乗り、空の美しさに一瞬で心を奪われるという印象的なシーン。グライダー操縦の天才で絶対的エースである4年生の倉持に導かれてグライダーに乗り込むつるたま。飛び立つ前の機体の点検や合図、ウインチなどもリアルに再現されており、地上から徐々に空へと飛び立つ瞬間には滑空場に漂う土や風の香りから初めて空を飛ぶことの緊張や感動、そして操縦席から見える景色と爽快感が細やかに表現されている。


グライダーのディテールから空気感まで徹底的に再現!
グライダーのディテールから空気感まで徹底的に再現![c]2022「ブルーサーマル」製作委員会

本作で美術監督を務めた山子泰弘は「キラキラさせたり大げさに描いたりするのではなく、その場の空気を感じられるように。とにかく丁寧に描くことをなによりも重視しています」と語っており、メガホンをとった橘正紀監督も「それぞれの四季の空の色、暖かそうな色や冷たそうな色、感情によっても空の魅せ方が変わる。空の表情をこだわって作りました」と本作の重要な要素である“空”への強いこだわりを明かしている。

美しさと臨場感にあふれたこのシーンを見れば、グライダーで空を飛んだことがない人もつるたまと同じように一瞬で心奪われてしまうこと間違いなし。映画館の大スクリーンで、主人公たちと一緒に無限に広がる“空”を存分に堪能してほしい。

文/久保田 和馬

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