実写版『美女と野獣』が首位&オープニング記録で『アナ雪』超え!
4月22・23日の興収ランキングは、4本が初登場作品。その中でも、ディズニーアニメの名作を実写映画化した『美女と野獣』がぶっちぎりで首位を獲得!ディズニー史上No.1を記録した、あの『アナと雪の女王』(14)のオープニングを上回るビッグヒットを叩き出している。
全国773スクリーンで公開された『美女と野獣』は、土日2日間で72万9000人を動員、興収10億6500万円を記録。公開初日となる21日の記録も含めると、3日間合計で動員95万1000人、興収13億7900万円をあげている。このオープニング記録は、同じディズニー映画の『アナと雪の女王』を上回る数字。ゴールデンウィークの動向しだいでは、最終興収100億円突破も視野に入ってきそうな勢いとなっている。
劇場には、20~30代の男女を中心に、カップルや家族連れ、中高年層が多数来場した模様。上映後は涙をぬぐいながら出てくる観客も多く、昆夏美、山崎育三郎といった日本ミュージカル界を牽引するキャストを揃えた吹替版も好評だったようだ。また、本作のサウンドトラックもiTunesアルバムランキングで英語版が1位、日本語版が4位にランクインするなど、多方面からの盛り上がりを見せている。
監督・大友啓史と主演・神木隆之介で人気コミックを実写化した映画2部作の後編『3月のライオン 後編』もランキングに初登場。『前編』は初登場7位だったが、今回は3つ順位を上げて4位にランクイン。土日2日間で動員9万6000人、興収1億2800万円を記録した。
7位には、2010年にメキシコ湾沖で実際に起こった海底油田爆発事故を描いたスペクタクルドラマ『バーニング・オーシャン』。10位には、人気TVアニメシリーズの『劇場版 Free!-Timeless Medley- 絆』が滑り込んでいる。
ゴールデンウィークの幕開けとなる4月29・30日の週末には、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(4月28日公開)や『無限の住人』(4月29日公開)など、大作映画も公開を迎えているため、翌週のランキングも顔ぶれが一新しそう。大ヒットスタートを切った『美女と野獣』に対抗する作品は現れるのか、“GW映画戦線”を見届けたい!【トライワークス】