“ネオ昭和”を発信する女子大生、阪田マリンが昭和~平成の懐かしい世界を堪能!映画『とんび』は「大事なことを思い出させてくれる」

インタビュー

“ネオ昭和”を発信する女子大生、阪田マリンが昭和~平成の懐かしい世界を堪能!映画『とんび』は「大事なことを思い出させてくれる」

阿部寛北村匠海が親子役を演じ、昭和37年から60年間にわたる家族の絆を描いた映画『とんび』(4月8日公開)は、人々の思いやりにあふれたストーリー展開はもちろん、時代と共に変化していく人々の暮らしや、文化、ファッションも大きな見どころ。Twitterで5万人以上のフォロワーを持ち、SNSやラジオで新たな昭和の魅力 “ネオ昭和”を発信している女子大生、阪田マリンにいち早く映画を観てもらうと、「町並みやファッション、アイテムなど、細かいところまで見ていました。お部屋にペナントとか貼ってありましたよね!すごく楽しかったです」と興奮しきり。「『人間は一人では生きていけないんだ』と再確認しました」と温かな涙を流しながら堪能したという阪田が、クギ付けになった劇中の昭和レトロなアイテムや、感動ポイントを明かした。

新たな昭和の魅力 “ネオ昭和”を発信している阪田マリンが『とんび』に感動!
新たな昭和の魅力 “ネオ昭和”を発信している阪田マリンが『とんび』に感動!

「人と人との温もりを感じながら、泣きっぱなしで観ていました」

重松清の同名小説を映画化し、『護られなかった者たちへ』(21)の瀬々敬久監督と『宮本から君へ』(19)の脚本家・港岳彦がタッグを組んだ本作。不器用な男、ヤス(阿部)が、妻を亡くしながらも、人情に厚い町の人々に叱咤激励されながら、彼らの手を借りて息子アキラ(北村)を育てていく姿を映しだす。

「泣きっぱなしで観ていました。私はいま21歳なので、未来に築いていくであろう“家族の形”というものを考えさせられました」と感動を語った阪田。とりわけ涙が止まらなかったというのが、母親のいない寂しさを抱えたアキラが、近所に住む住職の海雲(麿赤兒)に背中を温めてもらうシーンだという。


母を亡くしたアキラは、町の人々に支えられながら成長していく
母を亡くしたアキラは、町の人々に支えられながら成長していく[c]2022 『とんび』 製作委員会

「雪の降る海で、ヤスさんがアキラくんを抱きかかえていて。海雲さんはアキラくんの背中を抑えながら、『お前には背中を温めてくれる者がぎょうさんおる』と語りかけてくれる。ヤスさんには『お前はすべてを呑み込む、海になれ』と励ましていました。あのシーンは、ものすごく感動しました」とコメント。「そこだけではなく、アキラくんが誕生した瞬間など、ヤスさんとアキラくんは町の人の愛に支えられているんだな、と感じられるシーンがたくさんあって、人と人との温もりを感じました」と目を細めながら、「不器用な父と息子の日常や人生を描いたストーリーは、まるでドキュメンタリー映画を観ているような感覚にもなって。ヤスさんは不器用だけれど、アキラくんをものすごく愛していることが伝わってきました」とリアルな感触を味わったことを明かす。

■阪田マリン
2000年大阪府生まれ、「ネオ昭和」の第一人者。昭和と現代の流行を織り交ぜた、新しいスタイルを「ネオ昭和」と名付けて独自に発信、注目を集めている現役大学生。現在、大阪府ラジオ関西で「マリンの気になるネオ昭和」(毎月1回、第2火曜日11時20分~)のパーソナリティを務めている。
Twitter:@marin_syowasuki
Instagram:marin__neo80s


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