香取慎吾3年ぶり主演!『犬も食わねどチャーリーは笑う』岸井ゆきのと初共演

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香取慎吾3年ぶり主演!『犬も食わねどチャーリーは笑う』岸井ゆきのと初共演

『台風家族』(19)の市井昌秀監督が香取慎吾を主演につむぐ『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月に公開されることが決定。ヒロインを岸井ゆきのが務める本作より、香取、岸井、市井監督のコメントが到着した。

【写真を見る】『台風家族』で草なぎ剛とタッグを組んだ市井監督が香取慎吾を主演につむぐ!
【写真を見る】『台風家族』で草なぎ剛とタッグを組んだ市井監督が香取慎吾を主演につむぐ![c] 2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS

本作は、大切な人との絆を取り戻すコメディ。結婚4年目を迎え、すれ違っていく夫婦が関係を修復しようとする姿を描く。表向きは仲良し夫婦である夫の田村裕次郎を香取、SNS「旦那デスノート」にこっそり投稿していた妻の日和を岸井が演じる。香取は『凪待ち』(19)年以来3年ぶりの映画出演、そして香取と岸井は本作が初共演となる。

市井監督と香取の接点は14年前までさかのぼる。監督がグランプリを受賞した2008年のぴあフィルムフェスティバルで香取が審査員を務め、作品を高く評価してくれた香取といつか一緒に映画の仕事をしたいと思ったという。そして2020年1月にリリースされた香取のソロアルバムに収録されている「FUTURE WORLD (feat.BiSH)」のMV撮影を市井監督が手掛けたことをきっかけに、本作の企画が始動。監督による脚本は香取に当て書きされている。

市川監督が構想の段階で思い描いていたのは「大切な人との関係性を見つめ直すもの」であり「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」だったという。コミカルな悪口が並ぶ“旦那デスノート”とは対照的に、シリアスなシチュエーションにもがく裕次郎と日和を二人がとてもユーモラスに演じているのは、市井監督の狙いだと語る。

香取は身近な人によって自分のことがさらされている恐怖を語りつつも「コメディだけど、泣けるんです。いい意味で」とコメント。岸井は「隣にいる相手が幼少期から拝見している香取慎吾さんだなんて身の引き締まる思い」と香取との初共演への意気込みを語り、市井監督は「結婚って、夫婦って、男と女って、一体なんなんだろう?なんだか厄介で面倒なものを抱えて、どこへ向かっているのだろう?わからないのその先を、香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たいと思いました」と香取と岸井への期待の高さをのぞかせた。


ちなみにタイトルの“チャーリー”とは、裕次郎と日和が飼っているフクロウのこと。その愛くるしい佇まいに癒されつつ、笑えない2人による笑えないガチゲンカの行方を見届けよう。

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