中村倫也「スマイルでハケン取れます!」全力笑顔に吉岡里帆&尾野真千子が爆笑

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中村倫也「スマイルでハケン取れます!」全力笑顔に吉岡里帆&尾野真千子が爆笑

映画『ハケンアニメ!』(5月20日公開)の完成披露上映会が14日、丸の内TOEIにて開催され、吉岡里帆、中村倫也、尾野真千子、吉野耕平監督、原作者の辻村深月が登壇した。

【写真を見る】「自信作です!」と力強くアピールした吉岡里帆はブルーのドレスで登場。
【写真を見る】「自信作です!」と力強くアピールした吉岡里帆はブルーのドレスで登場。

映画のイメージカラーのブルーとピンクを衣装に取り入れての登壇となったキャスト陣。吉岡はブルーのワンピース、尾野はピンクのトップスにピンクのイヤリングを身につけ華やかに登場。中村はピンクのポケットチーフを触りながら「メンズの衣装にピンクを取り入れるのは、結構大変。スタイリストさんと裏で相談してこんな感じにしてみました」と笑顔を浮かべた。

「すごくかっこいい役!」とうれしそうに語った
「すごくかっこいい役!」とうれしそうに語った

吉野監督は長編デビュー作である前作『水曜日が消えた』(19)で中村と共演した際に、「ぴったりの役があります!」と中村に伝えたという。中村は「めちゃくちゃかっこいい役で、どこが僕にピッタリなのかな?と思いました」と振り返り「どこがどんなふうにぴったりだったのか、詳しく教えてほしい」と吉野監督にリクエスト。すると「仕事に対するスタンスにスポーツマンシップのようなものを感じる」と説明した吉野監督。シンプルで筋道が通っていて「また一緒に仕事がしたい」と感じたことか明かした吉野監督に中村は「なんだかよく分からないと言われることが多いので、すごくうれしいです!」と満面の笑みを浮かべていた。


息ぴったりのトークを披露
息ぴったりのトークを披露

中村の印象を「すごく三枚目」と指摘した吉岡。「中村さんも尾野さんも、尊敬する先輩。ストイックで怒ったら怖そうだなと思っていたのですが、柄本さんも含めてめちゃくちゃ三枚目で驚愕しました」と共演前後の印象のギャップを明かし、「ずっとおもしろいことを言っている現場で、すごく楽しかったです。みなさんサイコーです!」とニッコリ。すると中村がすかさず、「映画のあとに共演した舞台で、“映画の現場では仲良くなれないと思っていました”と言われました(笑)」と暴露。「もう、それ言わないで〜」と苦笑いの吉岡が「距離感が分からないんです。役としても緊張感のある関係だから…」と話すと、「遠近感が分からなかった?」と質問する中村。これに対し吉岡は「度が合わない感じでした」と返すなど、距離感を一切感じさせない、むしろ距離のないスムーズなトークを展開。このやりとりに中村は「こんなトークができるくらいすっかり仲良くなりました」と改めていまの関係性を明かすと、会場は大きな拍手と和やかなムードに包まれた。

吉岡、中村から「大好き!」と告白された尾野真千子
吉岡、中村から「大好き!」と告白された尾野真千子

中村は共演経験のある尾野に視線を向け「すごく気さくな人」とニコニコ。「今回は監督とプロデューサーという役柄だったので、絶大な信頼と安心がある尾野さんに思い切り甘えようと思って撮影に臨みました」とコメント。尾野が「今日は喜ばすね〜、ありがとうございます」と返すなどこちらも息ぴったりのトークを披露。さらに「本音です、好きです」と念押しする中村にMCから「告白タイムのよう」というツッコミが出る場面も。会場を見渡しながら「やめなさいよ、今日は倫也推しがたくさんいるんだから」と尾野が遠慮するようにアドバイスするなど、笑いを誘いながらトークを繰り広げた。

笑顔あふれるフォトセッション
笑顔あふれるフォトセッション

本作は吉岡演じる新人監督と中村演じるスター監督がアニメの頂点【ハケン(覇権)アニメ】の称号をゲットすべく熾烈な戦いに身を投じていく物語を描く。タイトルにちなみ「覇権を取れるもの」を発表することになった登壇者たち。吉岡は「この質問、すごく難しくて…」と前置きしつつ、「さっき、尾野さんと中村さんにリップを塗りながらしゃべるのが上手と褒められました」と告白。「お墨つきをもらったので、これで覇権が取れるかな?」と照れ笑い。尾野は「ビーフジャーキーを食べる速度が一番早い!」とアピール。「秒速で食べます。歯がグラグラになるまで食べます」と熱弁すると、中村は大爆笑。そんな中村は「こういうイベントのときのムービーカメラに向かって手を振るときのスマイルです。覇権を取れるはずです」とニヤリ。「このあとやります。覇権を取れる笑顔だと感じたら、あふれんばかりの拍手や、おひねりなどをお願いします」とおねだりし、会場を拍手と笑顔でいっぱいにした。

原作者の辻村深月は映画の仕上がりに「大満足!」とよろこんだ
原作者の辻村深月は映画の仕上がりに「大満足!」とよろこんだ

原作者の辻村は「作家として、映像化に関しての運の良さは覇権が取れると思います」と胸を張る。吉岡は「素敵な答え!」とうらやましそうに見つめ、中村が「こういうことを言えばいいのか。大喜利だと思っちゃった」と反省すると、会場はさらに大きな拍手に包まれた。そして、フォトセッションに続くムービーセッションでは、中村の全力スマイルに会場、ステージ上の登壇者たちも大爆笑。最後まで笑顔あふれるイベントとなった。

取材・文/タナカシノブ

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