終わることのない友情に胸がアツくなる!劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場する警察学校組とは?
それぞれ異なる魅力あり。5人の優れた警察官たち
【降谷零】
警察庁警備局警備企画課(通称:ゼロ)に所属する公安警察官。「バーボン」のコードネームを得て黒ずくめの組織で潜入捜査をする一方、「安室透」の名で私立探偵としても活動する“トリプルフェイス”の持ち主。
警察学校を首席で卒業した切れ者で、豊富な知識量や鋭い洞察力はコナンも舌を巻くレベル。殉職した同期への思いは深く、彼らから得た知識や技術に救われることも少なくない。外見は優男風だが内には強い愛国心を秘めており、「日本を守る」という信念から時に無謀なバトルにも躊躇なく身を投じる。
【松田陣平】
警視庁刑事部捜査一課強行犯三係所属。プロボクサーだった父親譲りの格闘術と、非常に器用な手先を兼ね備え、かつては爆発物処理班のエースとして活躍。3年前、大観覧車内に仕掛けられた爆弾の解体中に、別の爆弾の場所を示す暗号を入手するため犠牲になった。
捜査一課にはわずか7日間の在籍だったが、死の直前に教育係だった佐藤刑事へメールで告白。それがいまも彼女を翻弄している。高木刑事と容姿が似ており、テレビシリーズでは捜査のためサングラスで変装した高木に佐藤が驚くシーンも。
【諸伏景光】
警視庁公安部所属。降谷の幼なじみで呼び名は「ヒロ」。降谷と同時期に黒ずくめの組織に潜入しており、当時は「スコッチ」のコードネームで呼ばれていた。のちに組織に素性がばれた際、個人情報が入った携帯電話ごと拳銃で胸を撃ち抜いて自殺。その現場にいながら止めなかった赤井秀一を降谷はいまも恨んでいる。
心優しく料理上手で、降谷がおいしいサンドイッチを作れるようになったのも彼のおかげ。しかし、幼いころに両親の殺害現場を目撃しており、大人になってもトラウマに悩んでいたようだ。
【萩原研二】
警視庁警備部機動隊爆発物処理班所属。幼なじみで親友の松田と同じ班で活躍していたが、7年前に発生した爆弾事件で爆発に巻き込まれて殉職。以後、松田は敵討ちのためにその爆弾犯を追うことになる。
イケメンでコミュニケーション能力も高く、警察学校時代は同期で一番のモテ男。長髪ゆえにチャラく見られがちだが、街でお年寄りを助けたり、鋭い洞察力で仲間を救ったりと警察官としての資質も高い。また、ドライビングテクも超一流で、その技術は降谷に継承されている。実はコナンともあるつながりが…?
【伊達航】
警視庁刑事部捜査一課強行犯三係所属。「殺しても死なない」と言われるタフガイだったが、部下の高木刑事とともに徹夜で張り込み後、居眠り運転の車にひかれて殉職する。
警察学校時代の成績はいつも降谷に次いでナンバー2。しかし教官からはリーダーシップを高く評価され、クセの強い同期のまとめ役を担っていた。正義感が強く、ハーフのため周囲とは異なる外見の降谷をからかう相手には「見た目で決めつけるな」と一喝。そんな伊達を降谷は、親しみを込めて「班長」と呼んでいる。同期唯一の彼女持ちで、死の間際には用意していた指輪を高木に託した。