藤井 風、『東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B』メインテーマ曲に決定!膨大な記録から紡がれた予告映像も完成
新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延によって史上初めて延期が決定し、2021年夏に史上初のほぼ無観客開催となった第32回オリンピック競技大会「東京2020オリンピック」。その公式記録映画となる『東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B』が、6月3日(金)と6月24日(金)よりそれぞれ公開される。このたび本作のメインテーマ曲を、ミュージシャンの藤井 風が担当することが決定。あわせて予告映像が解禁された。
『萌の朱雀』(97)や『殯の森』(07)など、国内外の映画祭で高い評価を受ける河瀬直美が総監督を務めた本作。2021年7月23日から17日間にわたり33競技339種目が実施された大会の開催に至るまでの約750日間、約5000時間に及ぶ膨大な記録をもとに、『SIDE:A』では表舞台に立つアスリートを中心にしたオリンピック関係者たちを、『SIDE:B』では大会関係者や一般市民、ボランティアや医療従事者など非アスリートたちの姿を記録していく。
このたび『SIDE:A』『SIDE:B』両作のメインテーマ曲を担当することになったのは、2020年5月にアルバム「HELP EVER HURT NEVER」でデビューするやオリコンデイリーランキング1位やBillboard JAPAN総合アルバムチャート“HOT ALBUMS”1位を獲得するなど大きな話題をさらった藤井 風。河瀬総監督は藤井 風の存在感や歌唱力、そしてコロナ禍でデビューしたという経緯も含めて運命的なものを感じ、本作のメインテーマにオファーしたという。なお藤井 風は劇中の音楽制作にも参加している。
またあわせて、そのメインテーマ曲「The sun and the moon」を使用した90秒の予告映像も解禁。1912年の第5回ストックホルム大会以来、さまざまな作り手によって撮り続けられてきたオリンピック公式映画の系譜に新たに加わる本作は、あらゆる意味で世界中の人々の記憶に残る大会となった「東京2020オリンピック」を二つの側面から余すところなく映しだしてくれることだろう。