ベイマックスが今度は街を守るお助けヒーローに！「ベイマックス！」ディズニープラス配信決定

14歳の少年ヒロと、心と身体をケアするロボット、ベイマックスの絆を描いたディズニーアニメーション『ベイマックス』(14)。本作の新シリーズで、計6エピソードで描かれるドラマ「ベイマックス！」が6月29日(水)よりディズニープラスで独占配信されることが決定し、あわせて新予告編とキービジュアルが解禁となった。

謎の事故で兄タダシを失い、深い傷を負った天才少年ヒロの前に現れた、ケア・ロボットのベイマックス。彼は、亡くなったタダシが、人々の心と体を守るために開発したものだった。そんなベイマックスとヒロの深い絆や家族の愛を描いた『ベイマックス』は、第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞、日本でも興行収入90億円を突破し大ヒットを記録した。

今回の舞台も、日本とサンフランシスコからインスピレーションを得た架空都市サンフランソウキョウ。瞳で心とカラダの健康状態をスキャンしたり、手はこすり合わせるとAEDになったり、1万通りの治療法がプログラミングされており、傷ついた人のSOSをキャッチできる優れた能力を持つ一方、戦闘意欲や能力はゼロなベイマックスが、今度は街の“人助け“に挑んでいく。

予告編では、ベイマックスがヒロの前から姿を消し、“お助けヒーロー“として街へ繰りだすことに。あらゆる場所で人々のSOSを察知したベイマックスはすぐさま駆け寄り助けようとするが、”人を助けたい“という気持ちが空回りしてしまうことも。それでも一生懸命助けようとする愛くるしい姿をみせる一方で、サンフランソウキョウ全体を巻き込む大迫力のアクションも炸裂している。

そして今回、『ベイマックス』を生みだしたドン・ホール監督からのコメントも到着。最新作について「ベイマックスが普通の人々と交流するディズニープラスのシリーズを作るのは楽しいと思いました」と作品誕生のきっかけを語る。「6つのエピソードのそれぞれで、ベイマックスは誰かを助けたいと思っていますが、多くの場合助けられたくないという人もいます。ベイマックスは自身で識別した、人々の身体的な問題を解決するべく動きだしますが、その過程でより深く、感情的になっていくベイマックスが、自分の役割において変化しながら対応できるようになります」とベイマックスが人助けをするうちに、彼自身にも”変化“が訪れていくと明かしている。

純粋無垢なベイマックスが街の人々を助け彼らと関わっていくなかで、彼自身も様々なことを学び成長していく本作。波乱万丈な”お助け“を通して魅せてくれる、ベイマックスの新たな魅力にも要注目だ！

文/サンクレイオ翼