エリザベス女王、地下鉄開通式で見せたウクライナカラーの装いで英王室のサポートを示す
現地時間5月17日、エリザベス女王の名を冠した地下鉄エリザベス線が5月24日に運行されるのを記念してロンドンのパディントン駅で行われた開通式に、エリザベス女王が三男のエドワード王子と共にサプライズ出席した。
歩行が困難であるとして公務を欠席しがちだったエリザベス女王は、5月12日から15日まで開催されたロイヤル・ウィンザー・ホース・ショーに2度ほど姿を現し、スタンディングオベーションを受けた。以前より頬がふっくらしたことや満面の笑みが戻ったことで多くの人々を安心させていた。
エリザベス女王は、杖をつきながら同イベントに出席。コロナ禍もあり開通が約4年遅延し、在宅勤務などで利用者が激減するなかでの開通となる。これまでも英王室伝統の行事では控えめに、水色や黄色のワンピースや花でウクライナ支援を表明してきたエリザベス女王は、今回は全身華やかな黄色と水色の花があしらわれた帽子で、改めて装いでウクライナ支持を表明したようだ。
「Express」などによれば、エリザベス女王は2月のロシア侵攻後すぐに多額の寄付を行っている。またウクライナのゼレンスキー大統領夫妻と面識がある、ウィリアム王子夫妻はSNSでウクライナ支持を表明しチャリティ活動に尽力しており、バッキンガム宮殿のスポークスマンも詳細は明らかにしていないが、政治家、実業家らと連携をとりながら英王室として様々な形でのサポートを表明しているという。
文/JUNKO
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