『竜とそばかすの姫』が金ローで地上波初放送!『時をかける少女』と2週連続で細田守作品が登場

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『竜とそばかすの姫』が金ローで地上波初放送!『時をかける少女』と2週連続で細田守作品が登場

昨年、メガヒットを記録した細田守監督のスタジオ地図作品『竜とそばかすの姫』(21)が7月8日(金)の「金曜ロードショー」で地上波初放送されることが決定した。あわせて、細田監督の名を一躍世に知らしめた『時をかける少女』(06)も7月1日(金)に放送されるので、2週連続の“細田守祭り”となる。

【写真を見る】細田守監督の名を世界に知らしめた『時をかける少女』
【写真を見る】細田守監督の名を世界に知らしめた『時をかける少女』[c]「時をかける少女」製作委員会2006

第1夜目の『時をかける少女』は、ある日突然、自在に時を超えるタイムリープの能力を身につけた女子高校生の真琴が、日常の些細な不満や欲求のために能力を使うようになり、やがて「人生のかけがえのない時間」の意味を見つけ出していくというひと夏の青春物語。主人公・真琴役の声優を、仲里依紗が務めた。

同作は、わずか6館の劇場公開でスタートしたが、大きな話題を呼んでロングランとなり、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。さらにアヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門特別賞を受賞するなど、国内外の賞を席巻した。

第2夜目の『竜とそばかすの姫』は、昨年の国内興行収入第3位となる66億円の大ヒットを記録し、細田監督史上最大のヒット作となった話題作。『サマーウォーズ』(09)で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生をヒロインに据えた、細田監督の集大成ともいえる作品となり、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「カンヌ・プルミエール」にも選出された。

本作は、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、50億人が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来を切り開いていくという勇気と希望の物語。主人公のすず/ベルを演じた中村佳穂さんが歌う主題歌「U」(millennium parade×Belle)も大ヒットした。

細田監督も「『竜とそばかすの姫』が金曜ロードショーで地上波初放送されると聞いて、たくさんの方にご覧いただけるのをうれしく思います。『竜とそばかすの姫』は、インターネットを舞台にした現代の『美女と野獣』です。アクションあり、サスペンスあり、ラブストーリーあり、そして最後には、救うべき人を助けるために一生懸命がんばる少女の物語です。とても夏らしい作品なので、皆さんぜひ楽しんでください」とコメントを寄せている。


現実世界と仮想世界が、最高峰のアニメーションと音楽の融合によって圧倒的スケールで描き出される『竜とそばかすの姫』と、細田監督の出世作『時をかける少女』で、細田ワールドをめいっぱい堪能して。

文/山崎伸子

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