今井翼、hideの弟・松本裕士からの感謝の言葉に涙!「感無量です。この作品に巡り会えてよかった」
また原作者の松本が駆けつけ、今井に花束をプレゼントする場面も。松本は「大変な役をやっていただき本当にありがとうございます。感謝しています。感謝しかないです」と何度も感謝を伝え、「(映画が)始まった途端に、号泣でした。忘れかけていた思い出がたくさんよみがえって、初めから終わりまでずっと号泣でした」と感想を明かした。
今井は「感無量です」と声を絞りだし、「この役を演じるって、すごく難しくて複雑で。当時の裕士さんが抱かれた辛さを考えれば考えるほど、これでいいのかなと不安にもなった。裕士さんが感じた想いをどこまで描けたかわからないけれど、自分なりに、とにかく丁寧に演じたいと思っていました。こうしてお会いできたことはもちろん、このような言葉をいただけて、本当にこの作品に巡り会えてよかったなと思っています」と涙を流していた。
最後に今井は「この作品は、hideさんが遺した大切なものを守り抜くことをテーマに描いています。いまでも愛されるhideさんの人柄や想いを、音楽を通じて、hideさんを近くに感じながら、皆さんそれぞれの想いで過ごしていただけたらなと思っています」と呼びかけ、大きな拍手を浴びていた。
取材・文/成田おり枝
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