『映画 ゆるキャン△』は映画館でキャンプ気分!“飯テロ”シーンと大人になった5人に注目

コラム

『映画 ゆるキャン△』は映画館でキャンプ気分!“飯テロ”シーンと大人になった5人に注目

2015年に「まんがタイムきららフォワード」で連載がスタートし、原作コミックスの累計発行部数は700万部を突破。2018年にテレビアニメ第1期が放送されるやさらに話題を集め、アウトドアブームを巻き起こした「ゆるキャン△」。その待望の劇場版アニメ『映画 ゆるキャン△』が公開中だ。

山梨県や静岡県を舞台に、女子高生たちがキャンプをする姿や彼女たちの日常をゆるやかに描く「ゆるキャン△」。テレビアニメ第1期の放送後も、スピンオフ作品「へやキャン△」やテレビアニメ第2期、さらには実写ドラマが制作され、いまも一段と高まりを見せるアウトドアブームを牽引しながら多くのファンを魅了している。そこで本稿では、劇場版の公開を待ち望んだファンはもちろん、あまり詳しく知らないという人のためにも、これまでの流れを簡単におさらいしながら、劇場版の見どころをチェックしていきたい。

現実のアウトドアブームも牽引してきた「ゆるキャン△」
現実のアウトドアブームも牽引してきた「ゆるキャン△」[c]あ f ろ・芳文社/野外活動委員会

原作者監修の完全オリジナル!“野クル”たちがキャンプ場づくりに奔走

テレビアニメは、静岡から山梨へと引っ越してきた各務原なでしこと志摩リンの出会いからはじまった。引っ越してきて早々、富士山を見るために本栖湖まで自転車を走らせたなでしこは、疲れ果ててその場で熟睡。気が付くと夜になってしまい、帰り道もわからなく途方に暮れていたところでソロキャンプをしていたリンと出会う。

それをきっかけにキャンプに惹かれるようになったなでしこは、転入先の本栖高校で“野クル”こと野外活動サークルに入会。そして“野クル”のメンバーである大垣千明と犬山あおい、そしてリンの友人である斉藤恵那らと共に、時には一人で、時にはみんなでキャンプに行き、美味しいご飯やきれいな景色を楽しみながら、ゆったりのんびりと日々を過ごしていく。

劇場版では、それぞれの道へと進んだ5人が再会。キャンプ場の開発計画に動き出す!
劇場版では、それぞれの道へと進んだ5人が再会。キャンプ場の開発計画に動き出す![c]あ f ろ・芳文社/野外活動委員会


第2期より続く劇場版では、原作者あfろ監修による完全オリジナルストーリーが展開。高校卒業後、それぞれの道へと歩んでいったなでしこたち5人。ある日、山梨を離れ名古屋の出版社に就職したリンの元に千明からメッセージが届く。山梨の観光推進機構に務め、数年前に閉鎖された施設の再開発計画を担当していた千明は、リンの何気ない一言からキャンプ場開発計画に動き出す。そして、かつてのキャンプ仲間たち5人が集まることになる。

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