道枝駿佑、福本莉子からのバースデーケーキに20歳の決意「しっかりします!」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
道枝駿佑、福本莉子からのバースデーケーキに20歳の決意「しっかりします!」

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道枝駿佑、福本莉子からのバースデーケーキに20歳の決意「しっかりします!」

道枝駿佑(なにわ男子)×福本莉子のW主演で映画化した『今夜、世界からこの恋が消えても』(7月29日公開)の完成披露舞台挨拶が20日、イイノホールにて開催され、道枝、福本をはじめ、古川琴音、松本穂香らキャスト陣と、音楽を担当した亀田誠治が登壇した。

道枝とW主演を務めた福本莉子は「涙腺崩壊映画」とおすすめ!
道枝とW主演を務めた福本莉子は「涙腺崩壊映画」とおすすめ!

原作は、第26回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞受賞作品で、日本、韓国、中国書籍の合計発行部数が50万部を突破(2022年7月時点)するなど、国境を超えて異例の大ヒットを記録している一条岬の同名恋愛小説。眠りにつくとその日の記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン、日野真織と彼女を献身的に支えるも、自ら大きな秘密を隠し持っている主人公、神谷透の儚くも切ない愛の物語を描く。


【写真を見る】サプライズケーキの登場に驚く道枝
【写真を見る】サプライズケーキの登場に驚く道枝

初の完成披露試写会を迎えた心境について道枝は「記念すべき初主演映画です。10代最後の記念すべき作品で僕自身のターニングポイントとなりました」としみじみ。完成した映画を観る前は、とても緊張していたという道枝だが「素敵な作品だと改めて思いましたし、すごくポジティブな気持ちになりました」と笑顔を浮かべた。

福本演じる真織の頼れる親友、泉を演じた古川琴音
福本演じる真織の頼れる親友、泉を演じた古川琴音

福本は「自分が出演し、話も分かっているにもかかわらず、泣いてしまいました」と振り返り、さらに亀田の方を見やり、「亀田さん(の音楽)に泣かされました」と涙腺崩壊の映画であると来場者に伝えていた。

福本は古川について「現場でも頼れるお姉ちゃんでした」とコメント。古川は福本の印象について、「話すととてもフランクで、ハキハキしていました。とてもコミュニケーションが楽しかったです」と居心地の良い撮影だったと明かした。福本は古川のアドリブに触れ「台本に書いていない、例えば髪をわしゃわしゃするところなど、動き一つでもとても救われました」と、二人の関係性が深まっていった撮影を振り返り、共演のよろこびを噛み締めていた。

道枝演じる透の姉、早苗役の松本穂香。道枝との姉弟コンビトークで会場の笑いを誘った
道枝演じる透の姉、早苗役の松本穂香。道枝との姉弟コンビトークで会場の笑いを誘った

道枝演じる透の姉、早苗を演じた松本は、「一言でいうと達観しているキャラクター。ただ優しいだけではなく、否定も肯定もしない優しさのようなものを意識しました」と役へのアプローチを説明。松本について道枝が「本当に優しくしてもらいました。穏やかな空気感が漂っていて、本当のお姉さんのようにいてくれたのがありがたかったです」と感謝すると、「弟としてそこにいてくれたから」と松本が返すなど、ステージ上も姉弟コンビが穏やかな空気で包み込んでいた。

音楽を担当した亀田は制作を振り返り、「お話をいただいたのは、映像が出来上がる前。クランクイン前に小説を読んで数曲作曲し、クランクイン後からは皆さんの動く様子を観ながら曲を作っていきました。動きに合わせて音楽をつけられることの喜びたるや!」と興奮気味。さらに「(肌が)ツルツル、ピカピカのみなさんのと同級生になったような気持ちで楽しく制作させていただきました」と付け加え、満面の笑みを浮かべていた。

そんな亀田の音楽について道枝は「めちゃくちゃ感動しました。映画の世界観にぴったりで、涙腺を崩壊しに来ているという印象がありました。だけど、コメディシーンではガラッと雰囲気が変わって、素敵でした」と大絶賛していた。

20歳を迎える道枝へのアドバイス?も飛び出した
20歳を迎える道枝へのアドバイス?も飛び出した

イベントでは、7月25日(月)に20歳の誕生日を迎える道枝へのサプライズケーキが登場する場面も。クランクアップ時には、道枝から福本へ花束がサプライズプレゼントされたそうで、この日は福本からの“お返し”という形となったことも明かされていた。

取材・文/タナカシノブ

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