ウェス・アンダーソン最新作の世界配給が決定!トム・ハンクス、マーゴット・ロビーらが“ウェス組”に初参加
『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)や『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(21)のウェス・アンダーソン監督が手掛ける最新作『Asteroid City』の世界配給権を、ユニバーサル・ピクチャーズ傘下のフォーカス・フィーチャーズが獲得したことが明らかになった。「The Hollywood Reporter」などが報じている。
1955年、アメリカにある架空の砂漠の町を舞台に、天体観測大会に集まったアメリカ中の子どもたちとその親たちを描く本作。脚本はウェス監督と、『ダージリン急行』(07)や『ムーンライズ・キングダム』(12)、『犬ヶ島』(18)、『フレンチ・ディスパッチ』でタッグを組んだ盟友ロマン・コッポラが共同で執筆。またアンダーソン監督とフォーカス・フィーチャーズのコラボレーションは『ムーンライズ・キングダム』以来となる。
出演にはジェイソン・シュワルツマンやティルダ・スウィントン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、リーヴ・シュレイバー、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラムといったウェス作品の常連俳優たち。加えて『犬ヶ島』に続くタッグとなるスカーレット・ヨハンソンとブライアン・クランストン、『フレンチ・ディスパッチ』に続くタッグとなるジェフリー・ライト。
さらに初タッグとなる名優トム・ハンクスと、その妻であるリタ・ウィルソン。スティーヴ・カレルやマーゴット・ロビー、マヤ・ホーク、マット・ディロン、そして「IT/イット」シリーズのソフィア・リリスら、いつにも増して豪華な顔ぶれが名を連ねている。なおウェス作品の常連であるビル・マーレイの出演は明らかになっていない。
昨年スペインなどで撮影が行われた本作は、現在ポストプロダクション中。詳しい公開時期などは明らかになっておらず、続報が待たれるところ。最新情報に乞うご期待!
文/久保田 和馬